田崎史郎氏の選挙予想と福山哲郎・吉永みち子のコメント 【あさチャン!ｻﾀﾃﾞｰ】

TBSテレビ【あさチャン！サタデー】で、

解散総選挙やった場合の各党の議席予測と、それに関して小野寺五典議員・福山哲郎議員が議論していたので記録しました（福山議員の発言意外はやや要約）

田崎史郎氏の選挙予想だけはよく当たるので

それにしても、陳さんこと福山哲郎のコメントに大義が全然ないな・・・

●解散総選挙へ・各党の議席を大胆予想

（時事通信社解説委員・田崎史郎が予想した議席・・自民党が250～290、公明党が29～31、民主党が75～95、維新の党が10～20、次世代の党が4～9、みんなの党が2～4、共産党が7～10、生活の党が2～4、社民党が1～2）

田崎史郎氏「自民党が過半数割れする事はまずない。維新・次世代・みんなが票を減らす分、民主党が増やすので内心シメシメと思っている段階。

(Q.やはり負けないﾀｲﾐﾝｸﾞを選んだのか?)　やはり来年は原発再稼働や、統一地方選挙、安全保障の法制化があって自民党にとって厳しい年になり選挙しにくいので勝てる今の内にというのが強い。」（時事通信社解説委員）

小野寺五典氏「(ただ自民党内でもとまどいの声もあるが?)まだ総理自らの言葉で言及はしていない。」（自民党・政務調査会長代理）

福山哲郎氏「（Q.民主とみんなが合流するのではというﾆｭｰｽがあったが?）

まず　この解散が何の為の解散か全く分からない。

保身、疑惑隠し、そしてｱﾍﾞﾉﾐｸｽで国民の生活が非常に厳しい状況になっている事を誤魔化すと。全く国民不在だと思います。ましてや国会も途中で投げ出すと。あの女性の活躍はどこへ行ったのかと。いや政策も放り出したと。なんだかよく分からないというのがまず第一です。

２つ目は、野党がバラバラで選挙区を戦うと、野党の票が割れて本当に必要な議席が確保出来ないというのは前回の小選挙区も含めて野党側としてはあのしっかりと学習をしましたので、しっかり選挙協力や調整をして今の自公政権にＮＯだという国民の皆さんには野党側は協力して共通の政策を一生懸命これから練り上げていきますので、野党側に力を貸してくださいと。

国会はもっと緊張感のあるものに、与野党伯仲する中でですね、安倍政権の暴走をストップすると。

こーんな自分勝手な解散を許してはいけないという事を訴えていく為に、私は今それぞれの政党と政策の問題も協議をしていますし、今みんなの党というお話がありましたが、あの選挙調整をそれぞれ努力していきますが、どういう状況になるかはこれから最後まぁ詰めていく段階だと思います。」（民主党・政策調査会長）

小野寺氏「(ｱﾅの話を遮り・・)いまの話の中で経済の問題があったが、少なくても安倍政権になって株価は倍になったし、様々な指標を見ても決してアベノミクスは失敗ではない。」

福山氏「それなら何故消費税を先送りしたのかよく分からない。」

小野寺氏「これは消費税については初めから景気条項が付いているので、最終的に安倍総理が判断するが、消費税を上げてむしろ税収が減るなら意味がない事だ。」

福山氏「(Q.三党合意が崩れたというのが民主党の立場だが?)　社会保障にはこの４月に上げさせて頂いた分に関して、我々が３党合意で言っていたものの半分しか社会保障には充てられていませんし、

野田総理とですね、当時の安倍自民党総裁の約束だった定数の削減も実行されてない訳ですから、いや全くですね、ｱﾍﾞﾉﾐｸｽが失敗で消費税を上げられなくなった事を以ての、私は解散だと思うので、、何の為かよく分かりません。」


●解散へ・あなたの注目点は？

（議員定数、政治とカネ、集団的自衛権問題について街の人から意見）

（党首討論の映像）

アナ「２年前の昨日、『約束しますよ』安倍総理は言ったが、まぁ実現していないどころか努力もありませんでしたよね。やろうとしているとは全く思えないが?」

●議員定数削減・“国民との約束”

吉永みち子氏「うん、あんなにハッキリ仰ってたんだといま思う(笑)。私達が求めてきた事以外のことは結構一生懸命やったと思うが、こういうところは全然出来てない。今回は本当に分からない。

分からない選挙に私達はどう投票していいのか分からないので、投票率が下がって与党が過半数を取れば国民の信を得たと物事がまた進んでいってしまうのをどうしたらいいのかと、今回の選挙は結構途方に暮れる。」（ノンフィクション作家）

小野寺氏「定数削減の問題は議論をもっと進めるべきだったのは事実。各党それぞれの案で協議をしているが調整がつかない。」

福山氏「最高裁でも違憲の判決が出て、実は選挙制度改革の議論をしているんですが、これ各党全部出揃っているんですけど、自民党だけが党内が揉めていてもう出てこないんですね。

やっぱりこういう事が衆議院の????含めてですね、２年間ほったらかされて、集団的自衛権の閣議決定の容認とかですねぇ。まぁ原発の再稼動ですとかね、再生可能ｴﾈﾙｷﾞｰの可能性に蓋が閉まりそうだとか、こういう状況が進んでいるという事について、

やっぱり国会は一強多弱ではなくて与野党伯仲する方が、やはり国会の議論としては充実した議論が出来るという事を国民の皆さんにボクらは伝えていかなければいけないと思いますし、

丁度昨年のこの時期に、実はあの特定秘密保護法案の強行採決に次ぐ強行採決も去年のこの時期だった訳です。

まさにｱﾍﾞﾉﾐｸｽの評価、それから安倍政権というものの体質がこの選挙の争点にならざるを得ないと思います。」

小野寺氏「選挙制度は各党折り合えない。仮に選挙があるとすれば、この２年間の経済政策・株価が上がり景気が回復基調でこれからようやく個人所得が上がる状況の評価をして頂きたいと思う。」

アナ「進まないものがずーっとある中で、総理による総理の為の総理の為の解散という声が自民党の重鎮からも出ているが?」

田崎氏「それは総理の会見を待ちたい。それ以上に定数削減は国会議員にまかせていたら進むはずがない。第三者機関がいま日本の政治ｼｽﾃﾑでどのくらいの議席が良いのかを根本的に議論して決めたほうが話が早い　と思う。」

以上

陳さんも、吉永氏も揃って「よく分からない」ばっか。

まっ、民主党は争点を引っ込めたので（３党合意の消費税増税延期容認）、「訳の分からない選挙」と連呼するしかないんでしょうね。

増税積極派の野田佳彦元総理も増税先延ばし容認したそうだけど、そもそも３党合意を民主党がいまどう評価しているんでしょう??

あと、野党・反日コメンテーターもテレビで「大義がない」のオンパレードですね。

でもあれだけ、特定秘密保護法や集団的自衛権の時、「信を問え！」と言っていたんだから、この際みんなまとめて「信を問える」からいいんじゃないの??

で、議員定数是正の問題は、田崎さんの言うとおり、客観的な観点でキッチリと根本的な見直しが必要だと思います。

各党、利害があり過ぎで、特に小党がわがまま放題で決まる訳ないし。

それと、野党は、アベノミスクが失策だと繰り返すけど、そもそもアベノミスクに増税は含まれていなかったんですけどね。

あのタイミングで３党合意した消費税増税がなければ・・・と考えれば答えは出てる。

それに民主党時代の重苦しい空気は一掃したし、つい最近のデーターも悪くない

10月の企業倒産、前年比17％減の800件 24年ぶり低水準日本経済新聞-2014/11/10

大学生の就職内定率６８．４％、４年連続で改善

こういうデーターを国民がどう評価するかの問題です。

ただ、景気の回復がまだまだまだらなので、アベノミスクをこのまま続けるのか、そうじゃないのか国民に問う選挙の大義は大アリだと思います。

国会も「政治とカネ」「アベノミスクの評価」で停滞しているし、ここらでリセットして政治を前に進めないと、またマスコミが「政治が進まない！」と批判し出します、絶対。

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安倍首相は消費税１０％の再増税を先送りし、解散・総選挙に突っ込む。自民党幹部は、「いまなら減っても１割（２０～３０人）程度」と計算しているらしいが、大甘だ。選挙のプロたちは「１００人ぐらい減ってもおかしくない」とみている・・・

まっ、とにかく与党が過半数取って、次世代が議席を減らさない選挙にしないといけませんね。

民主党が議席を伸ばすと、政治が停滞するので阻止せねば

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