【ｷﾞｬﾗｸｼｰﾉｰﾄ7爆発問題】ﾊﾞｯﾃﾘｰ問題で生産中断の件、「評判が悪くなれば消えてしまいます」 【ﾄﾞｲﾂZDF】 ＆ｻﾑｽﾝ電子の酷い労働環境

NHK-BS【キャッチ！世界のトップニュース】ドイツＺＤＦで、

韓国のｻﾑｽﾝ電子がｷﾞｬﾗｸｼｰﾉｰﾄ7を事実上生産中断した件を報じていたので記録しました(青字はﾅﾚｰｼｮﾝ)

発火騒動の当初、韓国の国土交通部は「問題なし」とし、韓国ﾒﾃﾞｨｱは韓進海運問題と比較して、素早いサムスンのリコール措置を大絶賛していましたが、

サムスン・韓国もやっと事の深刻さを認識してきたようです。

ｽﾏﾎの開発自体が限界なので、中国企業に食われている流れだし、

韓国を背負う大財閥のギャラクシーブランドですが、もはや盛り返しはできないでしょうね。

この際、２年前の記事から、サムスンの酷い労働環境も紹介します

 

韓国の野球場でｷﾞｬﾗｸｼｰﾉｰﾄ7が燃えました。よりによってｻﾑｽﾝ電子のお膝元でです。 

ｱﾒﾘｶでは発火し飛行機の離陸が止められました。ｻﾑｽﾝ電子にとっては大きなｲﾒｰｼﾞﾀﾞｳﾝです。

ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰ雑誌の編集者「ｱｯﾌﾟﾙと競り合い、他のﾒｰｶｰに勝ち、ﾄｯﾌﾟの位置を保つ為には良い評判が不可欠なので、ｻﾑｽﾝにとっては大きな痛手です。評判が悪くなればその他大勢のﾒｰｶｰになって消えてしまいます。」

ﾄﾞｲﾂでは予め予約した一部の人達がｷﾞｬﾗｸｼｰﾉｰﾄ7を手に入れました。ｻﾑｽﾝ電子はこれも交換するとしています。ｻﾑｽﾝ電子は世界中で既に250万台を交換しています。しかし交換を終えたとされるｽﾏｰﾄﾌｫﾝからも火が出た事が分かりました。既に５件が明らかになっています。

この為ｻﾑｽﾝ電子は生産を中断することを決めました。ﾊﾞｯﾃﾘｰが問題なのです。

粒子形成技術研究所の教授「ｴﾈﾙｷﾞｰ密度がﾄﾞﾝﾄﾞﾝ高くなっています。つまり小さな部分にますます大くのｴﾈﾙｷﾞｰが貯蔵されています。このｴﾈﾙｷﾞｰは出来るだけ短い間に放電され、また充電されなければなりません。

これによりﾊﾞｯﾃﾘｰが熱くなります。小さくなればなるほどｴﾈﾙｷﾞｰが大きくなればなるほど温度がﾄﾗﾌﾞﾙの元になります。」

ﾙﾌﾄﾊﾝｻﾞもｴｱ・ﾍﾞﾙﾘﾝも注意を喚起しています。ｻﾑｽﾝ電子のｷﾞｬﾗｸｼｰﾉｰﾄ7の電源を入れる事は禁止されています。

サムスンの多機能スマホの限界を感じます。

というかサムスンの限界かも

《閉塞感・格差拡大の韓国経済失速「見捨てられた格差の街。財閥優遇の光と影。ｻﾑｽﾝと白血病訴訟。ｻﾑｽﾝと平昌五輪。朴政権の苦悩」など　【新報道2001】》2014年6月 1日

フジテレビ【新報道２００１】で、朴政権危うし?韓国経済"失速の深層"と題して激論していたので、そのVTR部分のみ記録しました(青字はﾅﾚｰｼｮﾝ) 

●見捨てられた格差の街　●財閥優遇の光と影　●サムスンと白血病訴訟　●サムスンと平昌オリンピック　●朴政権の苦悩　など 

(スタジオトークは動画でご覧ください。相変わらずの金慶珠のﾏｼﾝｶﾞﾝﾄｰｸは書き起こし断念しました^^;) 

サムスンの労働環境が酷すぎる・・・

吉田氏「さぁ続いては韓国についてです。韓国経済の大黒柱であるある企業に異変が。」

(中略)

「これが韓国だよ。この国なんだよ。強いものはより強く弱いものがいつまでも弱いまま。いつだったそう。これからもそう。」

韓国が抱える問題、それは格差社会。

1950年代に起こった朝鮮戦争で壊滅的打撃を受けた韓国。

当時、国民一人あたりの所得は世界で最貧のレベルにまで落ち込んだ。

(中略)

その原動力、それが財閥だ。

韓国では長きに亘りｻﾑｽﾝ・LG・ﾛｯﾃなど10大財閥と言われる企業が国内の利益を独占してきた。その理由を韓国の専門家は・・

(中略)

そんなサムスンは、ｳｫﾝ高の影響もあってか今年第一四半期、前年比で2900億ｳｫﾝ営業利益がダウンしていたのだ。

韓国経済の原動力となってきたサムスンの異変。実はこの異変の裏側に構造的な問題が浮かび上がった。

金曜日、サムスン本社の前は物々しい空気に包まれていた。10台以上の警察車両。大勢の警察官。その先に集まっていたのはｻﾑｽﾝのｸﾞﾙｰﾌﾟで働く人々。

彼らは労働条件の改善を求めていた。

「1日15～16時間働いても手取りが100万ｳｫﾝ(約10万円)未満でした。ただ生きたいという思いで組合を作りました。」

会社と交渉するような組合が無い為、厳しい環境で働かされているという労働者たち。その問題がいま噴出している。

ソウルから車で1時間。器興(ｷﾌﾝ)区にあるサムスン電子の半導体工場。

シェア世界第二位。3兆5000億円もの売り上げを誇るサムスンの半導体。製造の重要拠点である巨大工場がスキャンダルの渦中にあった。

支援団体によると、この工場などで働いていた150人以上が白血病などの病気を発症。死亡するケースが相次いでいるという。工場で使われているﾍﾞﾝｾﾞﾝなどの化学物質に触れる事で発症していると疑われている。

その遺族や本人たちの抗議活動を記録したドキュメンタリー映画「貪欲の帝国－サムスン半導体工場の隠された真実 」

退職後も病に苦しむ女性。 

幼い子供達を残し亡くなった母親。その夫は妻の遺体を乗せた霊柩車でサムスン本社へ。

「妻に話してみてください」「車を回せって言ってみてください！」　｢押さえろ｣

女「誰を押さえろって言うんだこの野郎！」

そんなキフンの半導体工場で働いていたﾌｧﾝ・ﾕﾐさん。働き始めて2年で白血病になった。

「食べると吐いたし、とても疲れたし・・・・目がくらむ」

彼女は23歳という若さで命を落とした。

安全管理が杜撰だったと遺族はサムスンに抗議。

「あなたたちが守るべきは勤労者だ！理事長じゃなくて勤労者を守るべきだよ！勤労者たちはみんな死んでいってるのに誰のためにこんなことやってるんだ！」

2011年、裁判所はﾕﾐさんの死と工場との因果関係を認める判決を下した。先月サムスンは遺族に謝罪。和解に歩み寄った。

「家族の痛みと困難に対して疎かにしていた部分がありました。心よりお詫び申し上げる。」

しかし、因果関係については認めていない。

 

支援を行ってきた労務士は原因の1つは会社の構造にあると指摘する。

「労働者の健康の為基本的にやるべき事を疎かにしてきたので、このような大きな健康被害になった。」

映画の中で責任を追求する遺族たちが一人の男性の名前を叫んでいた。

20年以上に亘る韓国最大の財閥・サムスングループの頂点に君臨する豪腕経営者イ・ゴンヒ。

(中略)

3度の有罪判決を受けながらも権力の座に返り咲き、韓国富豪№１にまでのし上がった男。

ｲ･ｺﾞﾝﾋ「大胆に捨てるものは捨て新しいものは取り入れ、構造改革を進める」

彼の経営哲学は、一人の天才が10万人を養っていくという「天才経営」。

その為になりふり構わず世界から優秀な人材を確保した。その新入社員研修は超スパルタ。

匍匐前進。

うさぎ跳びならぬうさぎ歩き。

そして仕上げはマラソン。

(きゅうりを咥えたままで)「師匠の恩は～。空のように広い～。」

水分補給のきゅうりを咥え、団結力と粘り強さを養う軍隊式研修。

「前へ！前へ！！真のサムスンマン！」

前に進み続けたサムスン。

(中略)

サムスンを韓国国民の誇りにまで成長させたイ・ゴンヒ。

その手腕は国益でも発揮されていた。ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ開催を決めるIOC委員の1人でもあるイ・ゴンヒ会長。

「ピョンチャン！」　「ワーーーー！」

2018年、冬季ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ開催を勝ち取る為、時のｲ･ﾐｮﾝﾊﾞｸ大統領は当時不正資金疑惑で有罪判決を受けていたイ・ゴンヒ会長に特赦で無罪放免。

IOC委員会に復帰させ、熾烈なロビー活動を行い、見事目的を達成させたのだ。

(中略)

韓国経済の命運を握るサムスン崩壊は朴大統領にとって回避しなければならない大問題。 

(中略)

そして先週も各地で事故が起こるなど依然消えない安全管理への不安。

この危機にパク大統領はどう対処するのか。韓国の行く末は?

以上

ヒラマサ五輪誘致のためにイ・ゴンヒ特赦って・・・やっぱスゴイ国ですね。

法の秩序ってものが全く感じられません。

韓国は様々な面での安全崩壊中ですが、サムスンの労働者の健康の配慮の無さも異常です。・・・

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《ｱﾒﾘｶ政府、ｼﾞｰﾌﾟ炎上で「ｻﾑｽﾝ・ｷﾞｬﾗｸｼｰﾉｰﾄ7」を使わないよう異例の警告。国務省関係者「機内で火災・発煙の可能性があり深刻。非常に危険」　【ｱﾒﾘｶABC】》2016年9月10日

(中略)

サムスン電子も韓国も、こんなんで大丈夫なんでしょうか

サムスンってスマホ以外に、なんかあったっけ?

《『"１強"サムスン急成長に陰り・・原因は?韓国経済への影響は?』『スマホ・サンドイッチ危機』【いま世界は】》 2014年1月13日

スマホ依存のサムスンの限界という事は、韓国の限界。

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