【朴大統領退陣要求ﾃﾞﾓ】なかにし礼「韓国の民衆の怒りを見ると羨ましいし凄いなと」。小倉紀蔵「隣に一緒に考えれるﾊﾟｰﾄﾅｰがいると気づくべき。それは韓国！」【深層NEWS】

BS日テレ【深層ＮＥＷＳ】(11/11日)の＜深層のしんそう＞で、

「"自国第一「内向き」は世界の潮流か"　

米国大統領選挙・トランプ旋風。韓国・朴槿恵大統領の疑惑に対する国民の怒り。

日本にとって大事な米韓両国で何が起きているのか考える」として議論していたので記録しました(やや要約です)

小倉紀蔵(京都大学大学院教授)と、なかにし礼が酷すぎて

いつもウザイ金慶珠氏(東海大学教授)が一番マトモに見えたほどです

とにかく言ってる事が異次元すぎて、一瞬ﾊﾟﾗﾚﾙﾜｰﾙﾄﾞの話?と思いました(苦笑)

なかにし礼に至っては、「(日本)政府の介入で、ﾚﾝﾀﾙﾋﾞﾃﾞｵ屋にﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ、ﾊﾘｳｯﾄﾞと日本のｽﾍﾟｰｽが増えて、韓流が減っている。」「韓流ﾌﾞｰﾑは実は終わってなくてﾄﾞﾝﾄﾞﾝ質は高まっていて世界征服する勢い」だって！・・・

それにしても今に至って、テレビに出る知識人がここまで韓国LOVEなのは何故なんでしょうね?(呆)

吉田清久氏「ｱﾒﾘｶ大統領選で大番狂わせがあったので、その辺を聞きたい。」(読売新聞解説委員)

なかにし氏「僕としては友達からの情報で全然意外性がなかった。
ｱﾒﾘｶ第一主義のｽﾛｰｶﾞﾝと、皆がﾄﾗﾝﾌﾟのような我が儘を剥き出さずにいられないようなｱﾒﾘｶの状態だと思う。経済・雇用問題などでも。

(経済格差の国民の怒り?)　それも問題だが全体的にｱﾒﾘｶの力が落ちてきていると。

21世紀でもｱﾒﾘｶの世紀にしたい願いがﾄﾗﾝﾌﾟを当選させたのではないか」

岸田雪子ｱﾅ「それが熱になって広がってたのをﾒﾃﾞｨｱも含め読みきれなかった。」

なかにし氏「それは不思議で、世界中がこんなに上手く芝居に踊らされるというのかなぁ。」

金氏「大方同じだが、印象深かったのは事前の世論調査やﾃﾚﾋﾞ討論会の数字は一体何だったのかと。

似たような現象は近年の韓国でも何度も起きている。合理的なﾃﾞｰﾀｰから人の気持ちの読み取りがいかに時に空しいか。

で願わくはﾄﾗﾝﾌﾟには合理的な行動を今後期待したい。期待せざるを得ない。

だから１番怖いのは、期待感を持たせていたｱﾒﾘｶのﾌﾞﾙｰｶﾗｰの白人層の要望に応えられない事。どう動くかが全く予測出来ないのが不安で、そこにﾌﾟﾚｯｼｬｰをかける勢力の存在が要る。」

小倉氏「ﾄﾗﾝﾌﾟが当選したﾒｶﾆｽﾞﾑより、日本に与えられたﾁｬﾝｽだと思った方が良い。
ﾄﾗﾝﾌﾟが合理的にやるか関係なく、今まで日本人はｱﾒﾘｶは合理的にやるだろうと思ってるから、自分の頭で考えなくても済んだが、無茶苦茶に出た時にこそ、日本人が必死に自分の頭で考える時期になった。これは本当に良い事。」

なかにし氏「国の将来的なﾋﾞｼﾞｮﾝを今真剣に考えるべき。

憲法も改正しないで、実は9条がある事を切り札にしてｱﾒﾘｶとの外交は可能だし、色んな選択肢はある。

今まであまりにもｱﾒﾘｶを向きすぎていたのでもっと自立して、日韓関係も自分達の意思でもっと仲良くすると。連携を強めていくと。」　　小倉氏「そうです。そうです。」

吉田氏「ｱﾒﾘｶが相対的に外への関与も低める中、日韓はどう付き合っていけばいいのか。」

小倉氏「ｱﾒﾘｶは日本の事は日本で考えてくれともっと言い始める。自分の事は自分で考える時に、隣に一緒に考えれるﾊﾟｰﾄﾅｰがいるじゃないかと気づかないといけない。それは韓国。」

岸田ｱﾅ「ただその韓国は大変な状況になってる。明日のﾃﾞﾓ次第。ｱﾒﾘｶ抜きで、日韓関係を築かなきゃいけない。東ｱｼﾞｱでﾘｰﾀﾞｰｼｯﾌﾟを取る時にどうすれば?」

金氏「来年12月に大統領選を控える今のﾊﾟｸｸﾈ大統領の状況では、ﾚｰﾑﾀﾞｯｸの大体６カ月位前倒しという事。韓国は再起不能じゃないかという嘆きも国内で聞こえるが、それでもなんとか韓国は回っていく。

もう少し広い視野でみると、大事なのは日韓は東ｱｼﾞｱにおいて価値観を共にする数少ないﾊﾟｰﾄﾅｰ。日本外務省のHPが「もっとも大事な隣国」と変更されたが、価値観・文化的なものは非常に似通ったものがあるのに、結局、受動的にｱﾒﾘｶが決めた枠の中で互いの関係性を解釈してきた。

中国が台頭し新しい構図ができるなら、新しいｹﾞｰﾑのﾙｰﾙを作るのは他ではない我々で日本にとっては韓国。韓国にとっては日本だと。

中国は価値観という意味で、社会が目指す方向性に相当な隔たりがある。いずれ民主化になるにしてもそれまでに土台を作るのが大きな役割。」

岸田ｱﾅ「日韓関係とﾘｰﾀﾞｰｼｯﾌﾟが重要という話だが、日本人の嫌韓について研究されているという事だが、それがどう影響する?」

小倉氏「ﾍｲﾄｽﾋﾟｰﾁをする人達は絶対に許せないし問題外だが、

韓国って何か変な考えをする人達だという、韓国を変だと見たい人達は、この10年間でずっと勉強したんだと思う。

今まで韓国に何の関心もなかったのに、気づけば、凄い日本人と似ているのに全然違う考え方をしている人達がいると。

それは当たり前で、韓国人には韓国人の論理があるから。

それを学習してきたと思えば、いま丁度ｱﾒﾘｶが内向きになる時に、じゃあ日韓が、未来をどう作っていこうかと思う学習期間だと思えばﾌﾟﾗｽの面もあると。

吉田氏「嫌韓論の土台・根っこは?」

小倉氏「いくつもあるが一番底にあるのは、明治時代の近代化以降の、朝鮮半島に住む人達への蔑視。

だけど最近は、今まで自分達よりちょっと下だと思っていた韓国が、経済的に大きくなり、国際的な発言力も凄く、文化・ｽﾎﾟｰﾂも自分達よりもしかしたら凄いんじゃないか、という圧迫感、恐怖心みたいなものを持った人達も日本にたくさんいると思う。だから嫌韓は重層的。

なかにし氏「1989年、ﾉ･ﾃｳ大統領の時、ｲ・ｵﾆｮﾝ?という文化大臣が韓流ﾄﾞﾗﾏ・映画・音楽など全ての基礎を作った。

それから韓国はｽﾊﾟﾙﾀ的に猛訓練して、いまの映画・音楽の世界制覇した。もう制覇している。

日本人も一時、物凄い心酔した。

韓流ﾌﾞｰﾑは実は終わってなくてﾄﾞﾝﾄﾞﾝ質は高まっていて世界征服する勢い。

でも日本人はそこまでついていけないので、もう嫌う方に回った方が実は楽、多分ね。

ボクなんかは大好きだから、未だに韓流ﾌﾞｰﾑが続いているが、

実際ﾋﾞﾃﾞｵ貸し店は政府の介入もあって、だろうと思いますよ、 

やはりﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ、ﾊﾘｳｯﾄﾞと日本のｽﾍﾟｰｽが増えて、韓流が減っている。

でも現実は韓流ﾄﾞﾗﾏや映画は、世界ではちっとも衰退していない。

日本人もそれをもう少し意識した上で、韓国は長い歴史の中で日本に対していったい何をやったんだと。何が日本人に嫌われるような事をしたのかと。何もボクはしてないと思う。

日本人こそ韓国に行って様々な事をしてきたわけで、韓国人が日本人を嫌う理由はわかる。日本人が韓国人を蔑視するのはわかるが、でも嫌う気持ちは分からない。

金氏「基本的には皆さんと同じだが、嫌韓は自然な現象と見ている。
文化的な衝突の中で、実は日韓は非常に近く色んな交流があったはずだが、21世紀になってこれだけの文化摩擦が起きてしまうのは、韓国が日本の中で理解されるのが非常に遅かったから。

まさに近くて遠い国の状況で、80年代後半のｵﾘﾝﾋﾟｯｸ辺りから、90年代末になってやっと一般大衆文化をお互い共有するようになった。

韓国の大衆文化が一気に入ってきたのは21世紀になってからだが、韓流は日韓の合作。」

岸田ｱﾅ「米韓で混沌とした政治情勢が続いている中で日韓関係をどう築き、未来にどのような視点で向かえばいいのか?」

小倉氏「ﾃﾞﾓしてる人達が『私達は努力してんのよっ！だから朴槿恵は辞めなさい』と言っていた。これが韓国人のﾒﾝﾀﾘﾃｨ。これはﾄﾗﾝﾌﾟと同じ。

ここ10年20年、韓国はあまりにも努力しすぎて身の丈に合わない理想とするｸﾞﾛｰﾊﾞﾙな韓国を目指して物凄い努力してやってきた。朝から晩まで勉強・仕事してるし。それにも関わらず報われない。

何故努力もしないﾁｪ・ｽﾝｼﾙが牛耳っているのか。ふざけるなって話。

韓国人は本当のライフを取り戻したい、返せと思っている。ｱﾒﾘｶも同じだと。

日本も同じで格差問題で必要以上に頑張らなくてはならない。

だから先進国の日韓がやるべきは、生命・人生というライフを取り戻す運動をしようと。それが政治・経済・哲学に結びつけば、世界中の人が耳を傾けて注目する。

小さな日韓というｸｵﾘﾃｨｰの高い凄い国が、ﾊﾟｰﾄﾅｰになって新しい哲学を打ち出したぞと。」

吉田氏「韓国は報われないというあの怒りがうねりになっているが、日本も格差が生じ報われないが低温なのはどうしてか?」

金氏「ライフというのは韓国では正当な対価といった方がしっくりくる。

ｱﾒﾘｶの調査では日本人は格差観が強くない。

ところが韓国は格差観が異様に高い。経済発展優先したが故に民主化が非常に遅れ、過剰なまでの公平感を追及する。民主化も30年に過ぎない。色んなものがいま一気に出ている。」

なかにし氏「ボクはやはり日本と韓国は国の成りたちが全然違うと思う。
韓国は軍事政権から民衆のスゴイ力で革命を起こし民主主義を獲得した、

日本は諦めも強いしそんな事やったことが無く、身分社会を未だに引きずっている。

日本は革命を知らない。明治維新は革命じゃなく一種のｸｰﾃﾞﾀｰだから。

僕は韓国の民衆の怒りを見るとどっかでうらやましいし凄いなと思う。日本人には到底真似のできない。ﾗﾌﾞｱﾝﾄﾞﾍｲﾂは韓国人がよく使う言葉だけど、そういう感情が政治に反映するのは素晴らしい。」

金氏「政治的現象として面白いのは、世論に対する捉え方も日韓では随分違うと思う。

日本では政治家などが世論に振り回されるのは良くないと、世論は群集の一時的な感情で、政治的判断に左右されてはいけないと、安定感があるのも事実。
ところが韓国では世論はすなわち民意という意識が非常に強い。これは単なる群集の感情ではなく、国民の声・意見で、その意見で政治をして民主化も達成してきた、だから不安定な要素もあると。」

なかにし氏「日本は国家ありきがいまだに強い。民意がいくら盛り上がっても、民意は民意。国はこうあるべきだという、なぜか大昔から伝わってきている1つの国づくりみたいなものをいまだに政治家は守っているから、

外から見ると安定しているかも知れないが、中に住んでいる人間は閉塞感を持っているかもしれないし、満足しているかもしれないがそれは分からない。

日本人の諦め精神は、温和でなにしろ騒がない。これは長い間に培われた国民性で急には代えられないが、その感情で韓国を見てはいけない。」

岸田ｱﾅ「なるほど、その熱の違いがあるのかも知れない。東ｱｼﾞｱの安定に向けて手を携えてというお話を頂いた。」・・・

以上

なかにし氏が、「韓国は日本が嫌うような事は何1つしていない」「日本人が韓国人を嫌う気持ちが分からない」って言い切ったのにまずビックリ！

そもそも革命を起こさないとやっていけない国と、日本を一緒にされちゃ困ります。

 

何が悲しくて、韓国と手を携えなくちゃいけないんでしょう(呆)

 

今までの歴史を見れば明らかだけど、どう考えても韓国の日本がアジアのリーダーになる時に、足手まといになるだけ。

 

そもそも日韓の価値観は大きく違うんだし、絶対に連携すべきじゃない！

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・・・ということなんですが、中西さん、今年から選挙権を獲得するこの成人の声、どうでしょうねえ ?」

なかにし氏「そうですねえ、あのー、やっぱり冷静に見ているなと思いますね。あの、大変威勢のいいことをね、安倍政権は言ってますけれど、

やっぱり、非常ーーにタカ派的なね、えー、若者達を不安に陥れるような発言が、まぁ多いわけですよ。・・・

小倉氏は、「朴槿惠大統領は日本国民だけじゃなく、韓国国民を侮辱している」と、痛烈に批判していた時も

《知韓で中立派の小倉紀蔵氏が、韓国社会と朴槿惠大統領を痛烈に批判　【新報道２００１】》 2014年6月22日

須田ｱﾅ「小倉さんもやはり(韓国社会の)根の深さというか根底にあるものの大きさ感じますか?」

小倉紀蔵氏「韓国、変わるのに時間が掛かるかっていう問題なんですけど、私は変わらないと思います(変わらない?:須田)　変わりません、これはね。

何故かって言うと、これは儒教的な朝鮮王朝からのメンタリティなんです。法に対する蔑視です。法は蔑視されるものなんです。道徳が高く評価されるんです。で、道徳によって皆が評価されるんです。法に従っているかどうかではありません。

この人が道徳的かどうかで評価される。で皆は自分が道徳的に評価されたいから『自分が道徳的であるっ！』という事を宣言しなくてはいけない。みんなの前で。

だから道徳が空洞化する。この構造は全然変わりません。」・・

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