盲目の人権活動家・陳光誠氏初来日。1人っ子政策下での強制的な妊娠中絶の壮絶実態 【キャッチ!世界のトップニュース】
NHK-BS【キャッチ!世界のトップニュース】で、
初来日した盲目の中国人人権活動家の陳光誠氏のインタビューを報じていたので、
中国当局のやった強制的な妊娠中絶の実態の部分を記録しました
「胎児の頭に毒薬を注射し死なせ、陣痛促進剤で堕胎させ、赤ちゃんの息がまだあったら医者が首を絞めたり、ビニール袋に入れて窒息死させる」って・・衝撃
中国・人権活動家 陳光誠氏インタビュー中国の一人っ子政策による強制的な堕胎を告発、中国当局から激しい弾圧を受けアメリカに事実上亡命した陳光誠氏。
自身の視力障害を乗り越え、中国の人権問題解消のために活動を続けている。特集・ワールドEYESは、日本での講演会のために初来日した陳氏に、中国の人権活動家に対する弾圧の実態と今後の活動の目標などについて聞く。
出演:陳光誠(人権活動家)
陳光誠氏「30年続いた1人っ子政策で多くの家庭に被害が及びました。取締の被害者数は私の地域で60万人にも及びます。当局は人々を連行し何日も何十日間も残酷な暴行を行いました。
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予定日が近い妊婦には
胎児の頭に毒薬を注射し死なせ、
陣痛促進剤を使って堕胎させました。その際、赤ちゃんの息がまだあったら医者が首を絞めたりビニール袋に入れて窒息死させるんです。
泣いていた新生児にも同じ事をやりました。
このような残忍な行為は国民に甚大な被害をもたらしたのです。
不公平な出来事を無視できませんでした。法律が分からず妊娠中絶を強要された人達が私の所に相談にやって来ました。私は彼女達の身に起きた事を聞いて政府の行為は違法だと思いました。そして人権侵害する政府を告訴しようと被害者達に提案しました。
1人っ子政策で多くの被害者が出たのに、政府は強制的な妊娠中絶の事実は無いと嘘をついて、国際社会を欺き続けました。
しかし私達の報告書がその嘘を暴き、真実を暴露された政府は怒っていました。彼らが最も恐れるのは国民の支持を失う事なんです。
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(陳氏は2005年に政府の役人を告発し、逆に自宅軟禁の処分を受け、その後身に覚えのない罪で4年以上も投獄。獄中での監視・暴行。その後また自宅軟禁になり、骨折しながら脱出した壮絶な話など
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「習近平体制で人権問題は悪化。文化大革命の時と似ていて希望が無い。一党独裁を変えるべき。」「アメリカも広大だが民主主義は出来ている。」「独裁を終わらせ自由な民主主義社会を構築するのが目標。その為に戦い続ける」 略)
その堕胎したり殺した赤ちゃんは人肉カプセルとして売られるんでしょうか?
ちなみに、その後陳光誠氏は2014年に北京のアメリカ大使館で保護されました
自宅軟禁脱出した盲目の中国人活動家、北京の米大使館で保護 朝日新聞-2012/04/29
[北京 28日 ロイター] 中国山東省で軟禁されていた自宅から脱出した盲目の中国人活動家、陳光誠氏が、北京の米大使館で保護されていることが分かった。米国を拠点に活動する人権団体が28日、明らかにした。 ・・・
陳光誠氏の獄中・自宅軟禁の様子も悲惨な話でしたが、
同じくアメリカに逃げた中国人の方政氏も「中国では本当の事は話せない。話せば死か、亡命か、監獄」と
《「6.4天安門事件」を絶対に隠したい中国と、天安門事件の被害者「世界記憶遺産」申請の動き》 2017年6月 3日
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Chinaの体制にに風穴をあける為にも、この「天安門事件を記憶遺産」にする運動、推し進めるべき。
方政氏曰く、「中国では本当の事は話せない。話せば、死か、亡命か、監獄」だそうですから
《天安門事件から25年、香港で民主化デモ。「六四記念館」のUSBメモリーとは!?。在中外国人記者などへの妨害・嫌がらせ・脅迫・報復 【香港ATV】》2014年6月 2日
・・・中国本土では例年以上に引き締めが強くなっているようで、
先月、民主化や言論の自由を訴え1997年にはユネスコの報道の自由賞を受賞しているコラムニストが公安当局に拘束された他、天安門事件の真相解明を求める集会に参加した弁護士や大学教授らも相次いで拘束されています。
また、北京に駐在する外国人記者へのアンケート調査では、回答者のおよそ2/3がこの1年間の取材活動で中国当局からの妨害や嫌がらせを受けていた事が分かりました。
報道内容に関する報復として中国政府から取材ビザや記者証を更新しないと脅迫を受けるケースも相次いでいるという事です。
天安門事件で両足を失い、事件のあと、当局の監視を逃れる為にアメリカに逃れた47歳の男性の言葉です。」
方政さん「中国では本当のことを話す者の行く末は3つです。
死か、亡命か、監獄です。」
NHK女子アナ「天安門事件から25年が経ち、この間、中国のGDPは30倍以上に拡大するなど経済は確かに大きな発展を遂げました。
しかし経済改革には手が付けられないまま国民の不満や党への批判を力で抑え込もうとする中国政府の姿勢が鮮明になっています。
(中略)
一方、本土では、民族浄化・人工中絶などの侵略を中国共産党は現在進行形でやっています
《「80万人の中国共産党慰安婦」 の話と、中国共産党に関するチベット人女性への潜入インタビュー 》2014年12月27日
《【チベット問題】"オーストラリアABC潜入取材"急増する焼身自殺とダライ・ラマ 【ワールドWaveモーニング】》より一部抜粋
・・・センゲ首相「中国政府がチベットで起きている焼身自殺を含めたあらゆる抗議行動をやめさせたいと思っているのなら、チベットを解放し人々に基本的な権利を与えるべきです。」
翌日の早朝、私達は中国当局の目をすり抜け甘粛省のラプランジュの取材を試みました。
チベット自治区の外としては最多の僧侶が所属し、自らの人権を主張する抗議活動が行われています。
そこで取材した女性は、当局が隠ぺいしている事について話してくれました。
チベット人女性「焼身自殺した人は、言わば死を強制させられたのです。悪いのは共産党です。(すみません、今誰のせいと言いましたか?) この国の寺院が抱える多くの困難が彼らを自殺に追い込むのです。
私達には何の権利も与えられていません。発言する事すら叶いません。当局の言われた通りの事を言わなければならないのです。もし本当のことを話そうものなら当局に逮捕され殺されてしまいます。」ほとんどのチベット人は貧しく、将来への希望も持てないと言います。若い僧侶達の自殺を止める方法を聞くと・・
チベット人女性「世界中のすべての国が中国共産党が崩壊するよう一緒になってお祈りすべきなのです。これ以上、中国共産党を存続させるべきではありません。共産党はとても悪い存在なのです。」
(中略)
恐怖と悲劇を生む共産党のチベット政策が続く限り、チベット族に明るい希望の兆しは見えないでしょう。・・・
陳光誠氏は、11月5日まで日本で8箇所講演して回るそうです。
方政氏もだけど、Chinaとしてはこういう中国人人権派の動きは一番嫌でしょうね。
日本は官民で支援すべき!
日本のマスコミが陳光誠氏をどれだけ取り上げるのか見ものです。
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