「インドとインドネシアの関係強化は、インド太平洋地域での中国の海洋進出を牽制する狙い」【アルジャジーラ】
NHK-BS【ワールドニュース】カタール・アルジャジーラで、
インドネシアとインドが防衛協力強化と報じていたので記録しました
(青字はナレーション)
中東から見たアジアの情勢です。
一方、この時期にアメリカは太平洋軍の名称を「インド太平洋軍」としました。
アセアン各国の動き、中国牽制の「インド太平洋戦略」と連携し出しているような![]()
アナ「インドのモディ首相とインドネシアのジョコ大統領は30日ジャカルタで会談しました。インド太平洋地域での海洋協力の強化で一致しました。
インドとインドネシア両国は2年前にも会談を行っています。会談では海洋の防衛協力と貿易関係の強化に意欲を示しました。」
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モディ首相は初めてジャカルタを訪れ、訪問を機に両国は戦略的パートナーから包括的戦略パートナーへ高まったとジョコ大統領は述べました。
モディ首相も、両国の海洋政策の一致と東南アジア諸国のアセアン加盟国との関係強化に意欲を示しました。
資源大国としてのインドとインドネシアとの協力強化は、
中国を牽制する狙いがあるとみられます。
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インドネシアは、スマトラ島の北方のサバンやインド・ベンガル沖のアンダマン島のインフラ開発などで協力します。
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これも海洋進出を強化する中国を牽制する狙いがあるとみられます。
モディ首相「両国の海洋政策の考え方は一致しています。」
平和維持を強化して商業活動を守っていく考えを示しました。
モディ首相「インドにとってインドネシアは4番目となる貿易相手国です。取引額の増加と軍事工業の技術協力と知識の強化も利としています」
記者「インドとインドネシアの関係強化はインド太平洋地域での海洋協力の強化で、
中国の海洋進出を牽制する狙いがあり、
アメリカ・オーストラリア・日本とも治安維持の強化の下、東南アジアの安全保障に関与していく方針を示しました。」
なんかアジア各国の中国への牽制、ジワジワきてますよね☆
インドネシアは中国の「一帯一路」も参加してる一方、日本や米国が提唱する「自由で開かれたインド太平洋構想」にも賛同し、多方位外交してる中、
インドに引っ張られるのは良いカンジ☆
折しも、アメリカの中国牽制も露骨になってきました
韓国・中央日報より![]()
中国牽制する米国…太平洋軍の名称を「インド太平洋軍」に変更2018年05月31日
・・ 米国と日本は昨年11月にトランプ大統領と安倍晋三首相の首脳会談で
「インド・太平洋構想」を外交戦略として採択することもした。
特に名称決定には中国を牽制しようとする意図も込められている。2016年に米国がインドと軍需と海洋情報などを共有する国防協力強化に合意したのも対中牽制という共通の戦略的目標下にされたものだった。
一方、この日米太平洋軍司令官から退任したハリス次期駐韓米国大使も辞任あいさつで「米国と同盟国の集中的な介入と参加がなければ中国はアジアで覇権の夢を実現するだろう。われわれは協力すべき分野では中国と協力するが、対抗すべき部分では対抗する準備ができている」と話した。
彼はまた「北朝鮮は依然としてわれわれの最も当面の脅威。米国に到達できる核搭載ミサイルで武装した北朝鮮は容認できない」と明らかにした。
ハリス氏は18日に次期駐韓米国大使に正式指名された。
ハリス氏の駐韓大使就任は、完全に北朝鮮、特にChinaへの牽制。
そして、マティス長官も昨日ガツンとChinaへの牽制発言
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米国防長官 中国の人工島軍事拠点化に「立ち向かう」5月30日(NHK)
・・この中でマティス長官は、中国が南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島に造成した人工島に触れ
「習近平国家主席は、2015年に軍事化しないと約束したが、先月、以前そこにはなかった兵器を運び込み、まさにそれを行った」と述べ、中国がアメリカとの約束に反し、人工島に兵器を配備し軍事拠点化を進めていると指摘しました。
そして「私たちは、国際法にそぐわないと信じることには立ち向かっていく」と述べ、軍事拠点化の動きに対抗していく姿勢を示しました。アメリカ国防総省は、今週、中国が実効支配する島々の周辺に海軍の艦艇を派遣し、「航行の自由」作戦を実施したほか、来月、ハワイで行う多国間軍事演習への招待を取り消すなど、このところ、中国への対抗姿勢を鮮明にしています。
マティス長官としては、中国の軍事拠点化をめぐって、多くの国から懸念が示されているとして、今週末、シンガポールで行われる「アジア安全保障会議」でもこの問題について関係国と意見を交わしたい考えです。
フィリピンも少しずつ戦う姿勢になってきたようで♪![]()
比外相が中国に警告「南シナ海レッドライン越えたら宣戦布告」―米華字メディア 2018年5月29日
2018年5月29日、米華字メディアの多維新聞によると、フィリピンのカエタノ外相はこのほど、南シナ海問題でドゥテルテ大統領は中国に対して「レッドライン」を設定しているとし、「レッドラインを越えるいかなる国に対しても、フィリピンは宣戦を布告する」と警告を発した。 ・・
そろそろ、Chinaの「一帯一路」詐欺に各国気づいてきたし、巻き込まれないように、牽制するのは当たり前。
スリランカみたいにならないようにね![]()
«【新植民地主義】中国「一帯一路」の真の狙いとは?中国に反発も経済的に「乗っ取られた国」 【情報7daysニュースキャスター】»2017年5月21日
TBSテレビ 【新・情報7daysニュースキャスター】 (5/20)で
中国の巨大経済圏構想“一帯一路”の真の狙いとは?と題し、特集していたので文字起こしして記録しました
(青字はナレーション)
中国の「新植民地政策」というより、戦争しない世界征服の企てのような気がします
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エチオピア国民はまだ気づいていないけど、トンガとスリランカはもう手遅れのような・・
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関連記事![]()
インド、ASEAN10カ国と首脳会議 海洋分野連携で一致、中国を強く牽制2018.1.26
【ニューデリー=森浩】インドと東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国首脳との首脳会議が25日夜、ニューデリーで開催された。会議では海洋分野での連携強化で一致。モディ政権は日米豪と「自由で開かれたインド太平洋戦略」を進めており、ASEAN諸国との協力関係を深化させることで、海洋進出を強める中国を強く牽制(けんせい)する狙いがある。
首脳会議はインド憲法の制定を記念する26日の「共和国記念日」を前に開催され、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相や、フィリピンのドゥテルテ大統領ら10カ国の首脳が出席した。共和国記念日には伝統的に海外の要人が招待されるが、10カ国首脳が一度に集まるのは異例。「アクト・イースト」(東方に動く)を掲げるモディ政権の東南アジア重視の姿勢が透けてみえる。・・
日本、中国牽制のためインド洋沿岸国家にも海洋警備支援 2018-01-22
「インド太平洋戦略」を標榜し、中国牽制に乗り出した日本が、インド洋沿岸国家にも海洋警備の強化支援に乗り出した。
マレーシア政権交代、92歳のマハティール氏勝利は「中国との蜜月関係にNO」 河添恵子氏緊急リポート 2018.5.15
・・「中国マネーの大量流入で、新たに巨額な債務を抱える。そして、マレーシアの最も価値ある土地が外国のものになってしまうだろう」
マハティール氏はこう警鐘を鳴らし、「ナジブ首相は、中国マネーで自分を救済している」と非難していた。つまり、マハティール氏の勝利は「ナジブ氏と中国の蜜月関係にノー」という民意の証しでもあるのだ。
極端なほど中国に偏りすぎていたナジブ政権から、「すべての国と等しく友好関係を保つ外交政策を基本に据える」と強調するマハティール氏の首相返り咲きは、日本の財界人にとっても朗報のはずだ。ただ、高速鉄道計画は、「一帯一路」プロジェクトとともに見直しが図られる予定だ。
中国を警戒する声が、世界で高まりつつあるなか、李克強首相が8~10日、公賓として来日した。世界での形勢が不利になってくると、日本に「微笑み外交」を仕掛けるのが中国の常だが、油断してはならない。
「インド太平洋戦略」(アメリカ・日本・オースリラリア・インドの監視) がなければ、
すぐにChinaの覇権を許してしまうでしょう。
ベトナム・タイ・マレーシア・フィリピン・インドネシア・シンガポールなどアセアン諸国との連携をより強化すべき![]()
アルジャジーラの書き起こしは初めてだけど、中東の報道、しっかりしてるなぁと。
それに比べて日本のメディアは・・![]()
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今晩は。
少々悲観的な見方ですが、『米国が改憲を遅らせている日本を見捨てる事も視野に入れている可能性』いう話があるらしいですね。
参考記事「キラキラ星のブログ」様の記事
『米中による太平洋2国支配構造は冗談じゃないんだよ?』
(https://ameblo.jp/calorstars/entry-12380398995.html)
とはいえ、支那共産党の不正経理(ある国際金融業者様の受け売りですが、 『中国はその水増し分のGDPを差し引いて、エネルギー消費量や資源の消費量等を基に出した補正値等を当てはめた場合、実はGDPは6.7兆ドル規模になってしまいます』 との事)を鑑みると、
商売上手な(つまり不正経理を見抜くのが得意な)トランプ政権がどう動くかは解らないと思いますが。
まぁ油断大敵と言う事で。
投稿: unknown_protcol | 2018年6月 1日 (金) 23時20分
支那の江沢民以降の孫子・老子を知らずに挑発していて、毛沢東が孫子・老子を利用した事や香港・ハリウッド映画が支那資本で堕落した事を解説してます。
http://www.youtube.com/watch?v=p5j6TcuUkIc
http://www.youtube.com/watch?v=EqqyrWa5r68
投稿: 呆れた | 2018年6月 3日 (日) 07時33分
● unknown_protcol さん
こんばんは。
>少々悲観的な見方ですが、『米国が改憲を遅らせている日本を見捨てる事も視野に入れている可能性』いう話があるらしいですね。
>>参考記事「キラキラ星のブログ」様の記事
『米中による太平洋2国支配構造は冗談じゃないんだよ?』
いや、アメリカのシャングリラでの演説や、Chinaへの牽制具合を見ても、
とてもChinaに譲るとは思えないんですが・・
特に台湾を見捨てるような事はしないと思います。
>とはいえ、支那共産党の不正経理(ある国際金融業者様の受け売りですが、 『中国はその水増し分のGDPを差し引いて、エネルギー消費量や資源の消費量等を基に出した補正値等を当てはめた場合、実はGDPは6.7兆ドル規模になってしまいます』 との事)を鑑みると、
>商売上手な(つまり不正経理を見抜くのが得意な)トランプ政権がどう動くかは解らないと思いますが。
まぁ油断大敵と言う事で。
油断大敵ですよね。
特にトランプの場合、既定路線というのはあり得ないと思っていた方が良いと思います。
投稿: さくらにゃん | 2018年6月 3日 (日) 21時23分
● 呆れた さん
>支那の江沢民以降の孫子・老子を知らずに挑発していて、毛沢東が孫子・老子を利用した事や香港・ハリウッド映画が支那資本で堕落した事を解説してます。
昔の自由でテキトーな映画作りは全くできなくなってると思いますね。
いま、習近平の香港への締め付けがめっちゃ厳しくなっていますし。
投稿: さくらにゃん | 2018年6月 4日 (月) 20時33分