【慰安婦問題】日韓合意見直し!? 金香清「国連・拷問委員会がー」・小松アナ『嘘つき国家』・李泳采「日韓条約も謝罪もなく経済支援だけ」・手嶋氏「国際約束!」【いま世界は】
BS朝日 【いま世界は】(5/14) 、
韓国の政権交代による「慰安婦問題“日韓合意”見直しは?」との議論の中で、
在日韓国人ジャーナリストと韓国人准教授に対して、小松アナが「日本人」として反論していたので記録しました(やや要約)
「『最終的かつ不可逆的に解決』ってこの言葉の意味分かりますよね!?」とか「嘘つき国家・・」とか言って、ちょっと地上波ではありえないシチュエーションでした
小松靖アナ・黒田勝弘・手嶋龍一 VS 金香清(キム・ヒャンチョン)・李泳采(イ・ヨンチェ)・パックン
まさに駄々っ子達を先生が嗜めてるカンジ! やっぱ、生バトルに限るわ☆
あと、過去に韓国人コメンテーター達が言ってきたのがまんまデジャブなのでそれも紹介
(日韓間に横たわる問題は主に6つ。外務省の資料では竹島問題、徴用工を巡る裁判、日本の水産物の輸入規制、日本海呼称問題、仏像盗難事件、慰安婦問題。
慰安婦問題は、日韓合意で「最終的かつ不可逆的に解決」することを確認しているが、文大統領は再交渉を求めている。などパネル説明したあと・・)木佐アナ「朝日新聞によると、日韓合意を受けて設立された和解癒やし財団の運営費がカットされた為に日本が拠出した10億円の1部が流用されたと?」
黒田勝弘は「事務経費に使ったという事だろう。新政権になって財団をそのまま存続させるかどうかという議論になっているが、財団自体は非常に成果を上げていて、10億円の中で(癒し金に)慰安婦の70%以上が承認したので当事者においては相当解決したと思う」(産経新聞ソウル駐在客員解説委員)
金香清氏「(Q.韓国人は日韓合意とか10億円の事は知ってる?) 10億円を返却すれば良いという声もある位でよく分かっている。韓国国内の問題に目を向けると、やはり朴槿恵政権が勝手にやったという印象が強い。
政権発足から3年経ってやっと日韓首脳会議が行われ、その直後急に合意が結ばれたがそのプロセスが国民に説明されてない不信感がとても大きい。
文大統領は公約で破棄ではなく再交渉と強調してて、一方的に急に中断するというのはないと思う。個人的な意見だが合意は合意で土台として置いておいて、新たに交渉しながら、両国合同で戦時の女性に対する暴力を反対しますと日韓で宣言するとか と前向きな方向で再交渉した新たなものを作っていけばいいと思う。」(フリーライター・翻訳者)
小松アナ「そこに書いてありますけど、キムさんね、『最終的かつ不可逆的に解決』ってこの言葉の意味分かりますよね!? いくら朴槿恵さんが勝手にやったと国民が言ったとしても 韓国国民の負託を受けた大韓民国のリーダーである大統領が、もちろん勝手に独裁でやった訳じゃないと思う。それをまた後から国民が言ったからといって、再交渉、まっ破棄ではないとしても、
そこには非常に一方のカウンターパートである日本のイチ国民として凄く違和感があるのと、
もう1つ気になっている事は、今回安倍総理と電話会談して、ムンさんは日韓合意について、『韓国国民の大多数が情緒的に合意を受け入れられない』と。つまり政治的な合意を国民の感情に押し流されるのを、果たして政治家としてやっていいのか非常に強く思ったがこのへん如何ですか?」
金香清氏「文大統領が世論のまま流されるのか、世論もある程度見極めつつ切り抜けていくのか今後見ていくしかないと思うが、
国連の拷問委員会が日韓合意を歓迎するとしながらも、被害者の公正な補償を求める権利は改善の余地があると言っているので、破棄をせずに基本は置いたまま良くする為の交渉はあり得るのではないかと思う。」
小松アナ「第三者の話を持ってくるのはいつものパターンだが、
イ・ヨンチェさん、逆に言うと国家間の約束をリーダーや政治体制が変わったからという理由で元に戻すなら、じゃあ国家間の約束って何だ?という話になるし、私はこういう言葉を使うのはどうかと思うがやっぱり『嘘つき国家』みたいな事を言われるわけで、嫌じゃないですか。我々良いパートナーシップを持っていきたいと思っているわけで、」
李泳采氏「日韓間の全ての条約は歴史問題で曖昧なところがあるので、65年の日韓国交正常化条約も完璧だとはとても思ってなかったわけで、(主語が曖昧だが韓国が?:小松アナ)
例えば、65年日韓国交正常化の時に、実はアメリカのベトナム戦争の中で日韓は内容が充実してないまま、歴史問題の謝罪もなしで、経済支援で終わっちゃった、とりあえずの合意だった。
しかしその中で欠けたもの(慰安婦問題)があったので、93年河野談話・94年村山談話などで改めて出てきた問題を補って積み上げ方式が実は日韓問題。
慰安婦問題も2年前に合意したが、それについても韓国国内で文書にもなってないし、一方的に記者会見で片付けてしまうのは如何なものかと反対だった。
例えば日本も日朝関係で拉致問題がある。日朝関係がいくら進展したとしても人権に関わっているものを政府同士が合意したから(なしには)できない。
それは当事者達が受け止めるような何かの措置がなければいけない状況。だから文在寅さんは合意文の再交渉ではなく、当事者たちの気持ちをどう汲むか、例えば、文在寅さんが当事者に謝罪に行くとか、合意文を尊重しながら何か、日本はお金あげたから解決、ではなくて、例えば韓国がそこに10億円足して日韓アジア慰安婦基金みたいなものを作っていくとか、、」(恵泉女学園大学准教授)
小松アナ「まぁそれ別の話になると思うし、この問題に関しては挺対協など解決を望まない勢力がいるという現実もあると思うが」
手嶋龍一氏「話の趣旨はよく分かるが、韓国という立派な主権国家が一たび国際的な約束をしたのはとても重いのでそこが出発点で、更に日韓関係をこれから未来を見据えてどうしていくかは知恵を出していかなければならないが、再交渉というのは日本側の世論が納得しなければならない。
先の政権が民意を無視して・・という話があったが、
実は大変苦労して、11回に亘る(水面下の)交渉で本当に当事者が苦労して何とか纏めた。これ程難しい話なので完全に双方が満足はしないが、その末に纏まった重みは是非理解して頂きたい。」(外交ジャーナリスト)
黒田氏「イ・ヨンチェ氏はいつもそういう言い方だが、例えば安倍さんが韓国大統領に言ったんで韓国国民には言ってないと言うが、それはどうか!?
朴槿恵さんは大韓民国の代表なんだから国民に対してしたのであるし、合意もそうだし、それを言うと全て何も成立しない。そういう事を言っちゃいけない。」
パックン「アメリカではよくやる。政権交代で前任の大統領が約束した通り動く大統領はほとんどない。京都議定書もTPPも、、
国民感情が変われば次の政権が前の政権の約束を守らないことは、残念ながら民主主義国家によくある事。再交渉を要求されたら、ある程度出なきゃこっちも成り立たない気がする。」李泳采氏「仰る通り。米韓FTA合意が終わったがアメリカは色んな事情で再交渉を臨むと。国家間の合意は1回白紙か維持かを再交渉するのが外交、、」
黒田氏「だけど不可能な最善よりも可能な慈善でお互い妥協しようという言葉がある。国民感情も含めてね」
パックン「妥協点を探すのはお互いの義務だと思う」
手嶋氏「でもパックンはよーく分かってると思うが、京都議定書などのちゃぶ台返しは議会の批准を得ていないので、このケースとはまた違う。逆にちゃぶ台返しをしているので超大国なのに世界から尊敬されないという側面も若干ある」
パックン「条約を守らないと国際社会で評判が落ちるのはもちろん覚悟の上で韓国もやらないと困ると思う」
李泳采氏「これは文書もないし、サインもしてないし、記者会見だけ で終わってるもんなんです。
手嶋氏「いえ、ですからそういうものを含めて国際約束。国際約束の重みは、条約だけということにはならない。国際約束というのはそういう条約より重みを持つことはしばしば有るので、国際約束を軽んじてはいけませんっ」
まさか、手嶋氏に超共感するとは思いませんでしたよ(苦笑)
実は慰安婦問題の合意は、野田、イ・ミョンバクの間からずっと議論されていて、もう首脳同士が決断するだけになっていました。
で、それをあえて「不可逆」として決断したのが安倍総理なわけで、「不可逆」は「不可逆」
《韓国、“反日スイッチ”とは?野田政権末期での慰安婦問題妥協案、日韓併合と靖国問題 【新報道2001】》2013年10月20日
朴一氏「慰安婦問題について、野田政権末期で3つの提案(在韓日本大使が直接慰安婦に謝罪・野田総理の詫状・政府が100%公的資金で償い金を出す)し、これは一歩踏み込んだ内容。
安倍さんは歴史の“刺”を抜きたいと考えていると思うし、日米韓が強力なタッグを組む必要があるので、
民主党が出した叩き台を元に着地点を作って欲しい」
竹田恒泰氏「すでに日韓基本条約で完全かつ最終的に解決した問題で、国同士の約束だし、日本は当時韓国の予算の2年分の巨額な資金援助をしているし、あとで言ってくるのは紳士的な国とは言えない。あらゆる請求権は解決済みとなっている。
朴一氏「その事は韓国も分かっているが、埋もれた課題が出てきたことから、道義的責任を追及するかという事で野田政権も分かっていたと思う。」
宮家邦彦氏「国家同士の約束の日韓基本条約を超えられないという事はお互い分かっている話であり、仮に解決しても次政権の先はまた繰り返すんじゃないか心配。」
朴一氏「野田政権みたいな形で政治決着してもまた出てくるんじゃないかというのはそれはそうだが、とりあえずここで一端 日本側がなんだかの形でこの問題に区切りをつけることがやはり必要ではないかと思う。」
平井文夫氏「当時、ノ・テウ大統領はこれで良いと言ったので宮沢総理はそれを信じて河野談話を出したら、その約20年後にまた"あれは違う、謝れ、お金払え"と。またここでお金を払って謝っても20年後にまた同じことが繰り返されると、、」
萩生田議員「靖国・慰安婦・教科書の3点セットは韓国の外交カードであって、別に現実の問題ではない。そもそも戦後韓国が一貫して靖国参拝を批判していたのならともかく、昭和60年以降、中国に便乗して最近大騒ぎしているだけ。教科書問題も」
竹田氏「韓国政府より司法の暴走の方がおかしい。政府が出した解決策と逆の判決を出す。日本が反論すると"侵略戦争を正当化するつもりか"と判決を書いているのは法治国家かと疑われる」 》・・・
あと朴槿恵大統領のアドバイザーも、
「従軍慰安婦の被害者はもう50人位でその恨みを晴したい。時間はあまり残ってないので両国の指導者達がこれを深刻に考えるべき。。従軍慰安婦については、過去、民主党政権とイ・ミョンバク政権で色々と話し合われ、韓国が欲しいもの、日本が出来るもの は既にテーブルに並べられている。残りは政治的決断。だと言っていました
《特別企画"「国交正常化50年」日韓関係のこれから"inソウル 後半 【田勢康弘の週刊ニュース新書】》 2015年6月21日
田勢氏「日本にとって慰安婦問題は日韓だけじゃなく、日本の外交そのものが問われているくらい大きな問題になっている。これが日韓首脳会議が開かれない最大の原因か?」
ユン氏「それだけではないと思う。
(中略)
Q.「朴槿恵大統領は『慰安婦問題をめぐる日本との協議についてかなりの進展があり最終段階にあるわれわれは非常に意味のある韓日国交正常化50周年を期待できると思う』(ワシントンポスト)と話したが、かなりの進展とは具体的に何か?」
ユン氏「それには直接関与していないので分からないが、テーブルの上には材料が整っている状態なのではないかと。あとと指導者達の決断だけ。
(Q.佐々江提案の事か?) 実はイ・ミョンバクと民主党の間で色々話があったが、佐々江案が1つの土台になると思う。(Q.3つのうちどれが一番重要か?) 3つとも重要だと思う。
日本がお婆さん達の恨みを晴らすのは重要で、日本の責任。
実は、韓国に法的責任を要求してきた日韓正常化・基本条約締結時に、慰安婦問題はそこに入ってなかったので、これは新しい問題だと提言してきた。
それにも関わらず、90年代の初めに、これ以上慰安婦問題で補償を要求しないとキムヨンサム政権で話し、従軍慰安婦だったお婆さんたちに報償した。・・
おまけで、いま北朝鮮ミサイル特需でテレビに出まくって入る辺真一の「日韓首脳会議」の条件・トンデモ認識
《日韓関係悪化の打開策。辺真一の身勝手主張「"全て解決済み"は北朝鮮と同じ。日韓条約見直しも。」 【ウェークアップ!ぷらす】》 2014年3月 2日
(田崎氏が「安倍政権が村山談話と河野談話をはっきり踏襲すると言えば何とか首脳会議に持っていけるかも」とコメントした後・・)
辺真一氏「それ駄目ですねぇ。
っていうのはですね、韓国側の日本に対する必須条件っていうのは2つだけじゃなくて、
例えばそのー、今竹島の日は島根県が県行事としてやってますね、
日本政府は、これ政府行事に格上げすると、いうような事をま、選挙期間中に公約したようですけども、これを例えば格上げしないとかですね、或いは日本にとっては非常に厳しいかもしれませんけども、
そのー安倍総理の靖国参拝、二度とあってはならないとか、
えーあるいはその竹島問題を国際司法裁判に提訴すべきでないとか、
この他の問題がついておりますので、このー、村山・河野談話をこれをその撤回しない踏襲するっていうだけではですね、パククネ大統領も動けないんじゃないかと思いますね。」辛坊氏「石破さん、えー、与党幹事長として具体的にどうすべきだ、どうしたらいい、、」・・
そもそも、日韓条約は何度も中断しながら14年もかけて両国がやっと合意した条約で、その交渉は本当にも凄まじかった・・
請求権問題は、日韓条約で完全に解決済みで、あとは全くの韓国国内問題です。
李泳采が、今更それにまで文句言うなんて心底呆れる
《「日韓条約 知られざる交渉の内幕」 その1 【NHK】 (再)》 2014年10月22日
で、小松アナも「第三者の話を持ってくるのはいつものパターン」と言ったけどその正体は
とにかくずーっと日韓合意を言いながら、いざ合意されたら、また不満タラタラって・・
もう金輪際関わりたくないんだよっ!
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