
(「大きな波紋が内外に広がっている」 「何故このタイミングなのか?」 「菅官房長官も公明・山口代表も止めたが、自民党幹部がもう誰も安倍さんを止められないとボヤいたと新聞に書かれていたが?」 という質問の後・・)

(中韓の激しい反発の声 紹介)

(アメリカ大使館のコメント 紹介)
寺崎アナ「・・・そしてアメリカです。こちら、アメリカ大使館が昨日、コメントを出しました。"日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかしながら、日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行為を取った事にアメリカ政府は失望している"という表現です。
大下アナ「はい、このアメリカ政府の失望したという、、これは予想外だったんじゃないですかぁ?」

石破幹事長「
そのコメントには続きがあるんじゃないですか!?(あっそうですか?) そこで終わるんじゃなくて、つまり不戦の誓いという事を総理が強調したと、いう事には留意しなければいけない、留意すべきだと、留意するだったかな?
これはまぁ英語をどう訳すかによりますがね。で
そこは総理が、うーんとにかく、こう戦争は繰り返さないと、不戦の誓いをするんだという事を述べたことには留意するというコメントがついているはずですよ。失望の次に。すからそこはね、、」
大下アナ「日本との、ごめんなさい。近隣諸国が過去からの微妙な関係に対応する、建設的な方策を見出し、関係を改善させる事を希望する、、」
石破幹事長「ですからその後あるはずですよ。(はい)
うーん、それはきちんと読んでみなきゃ分らんけどね。(はい)ですから、それはもうアメリカとしてはっ、そりゃ色んな見方があるでしょうが、日韓関係というものがね、こう改善するという事を期待はしている。

それは先程青山さんのコメントにあったように、こう極めて流動化しつつある朝鮮半島情勢に対応する為に、それは日韓関係は良くなってもらいたいという思いはあるのでね、ですからそれで失望という言葉になっているのかも知れない。
ですから日韓関係をどのように改善していくかというのは、これから我々の政権の課題ですよ。それはね、申し述べたい事はたくさんあるし、我々として誠心誠意説明をするという努力は、今後一層していかなければなりません。

デーブ「ただそう言いながら、安倍さんの気持ちが分かった上で言わせてもらうとぉ、行かない方がぁ、まぁ・・問題にならないし、挑発的に見えてて仕方がないんですよ。
で、現役の総理大臣行かないようになってるんですよ。
その中であえてしかも政権としてとっても評判良いのに、むしろそれを利用して、よし、今度こそ行くぞみたいにぃ、で保守系の支援者達の為に行ってるようにしか見えてない事はなかなか否定できないんですよ。
与党の人でもがっかりしてるんですよ。」

末延吉正氏「ただねデーブ、それはデーブはアメリカ人だし、リベラルな考え方だけど、
日本には日本の歴史と伝統の中で、日本のやっぱり営々と繋がってる時間軸があるんですよ。(うん、そうだけど、、:デーブ)
今の瞬間だけの算盤で、損か得かだけをやるんであればね、保守のリーダーとは言い難い訳ですよ。
おそらく石破幹事長もそうだと思うけども、
ここは逆風が吹いてもね、あえて筋論として行っておきたい事はあると、いう事を言っておかないと、靖国カードがずっともう固定化されてですね、もう議論さえもできないっていう風にね、なってしまうのが、やっぱり避けたいって事がね。
特に安倍さんの場合、6年前にああいう形で退陣して、そこから自分が政治家をなぜ志したのかという、、復活してくる中でね、
経済で再生させるのは1ですけど、やっぱり2としてその理念としての部分はね、

やっぱり譲れないっていうのが、石破さん、あったんじゃないですか?、思いが。」
石破幹事長「うん、そこは先程、使命感と申し上げたけれども、
それは安倍さんの使命感であり、責任感ですよね。
ですから
戦争で、こう亡くなられた方々に本当に心からの哀悼の誠を捧げるという事であり、二度とあのような戦争はしないという事で、この二つ、安倍さんの中で確固たるものがあるのですよ。
ですからアメリカは日韓関係これ以上悪くならないでくれ、良くしてくれって事があるわけで、、そりゃそうでしょアメリカの立場からすればね。それはこれから我々が努力をしていかなければならない事であって、それは我々の責任なんですよ。そっから逃げてですね、そんな事は知らないと、オレは参拝すると言ったら参拝するんだ!そんな無責任な話じゃありませんのでね。」

アナ「あの㋊に衛藤 晟一総理補佐官がアメリカに行かれた時に、アメリカの政府の高官から「中国を刺激しない方が良いんだと。参拝は控えてほしい」というような事を言われていたにも関わらずっ、今回参拝って、これやっぱり安倍さんの信念っていうか・・?)
石破幹事長「いや、それを言われたかどうか、それは衛藤さんに聞いてください(はい)それはね。ですから、そういう推測にもとづいて私は物は言いませんがっ、アメリカはとにかく日韓関係を悪化させないでくれと。それはアメリカの国益であり、地域の安定の為でもあると。
然しながら安倍さんの使命感というものがあって、それを果たして尚、日韓関係を改善させる為の努力を我々はしなきゃいかんし、それをする事は十分に可能だ。
何故ならば、本当に戦争で亡くなられた方々に哀悼の真を捧げると。そして不戦の誓いをするという事について、そこは何の疑いもないのであってね。その事がダメだと言われるのであれば、それはもう対外的に、そういう事があったとしてもやらなきゃいかん事はやります。
ただ国内において、どういう問題なんだこれは?ってのはそれぞれの歴史観とか、あるいは宗教観とか、皇室観とか、そういう事に関わってくる問題なのでね、、」

デーブ「じゃ石破さんは、そのー今の靖国のまんま、全く問題視してないんですか!?
史料館とか若干ちょっと美化してる所もあるしぃ、分祀とか色んな問題があるんですけれど、(A級戦犯の合祀、、:アナ)
はい、その議論が今止まったまんまで、しかも日本と中国の経済面、あれ一般人で日本人が住んでる人いっぱいいて、全く配慮してないんですよね。

ですから、靖国行きたいあまりで、他の事完全に台無しになってしまうっていう事で、なんで我慢できないのかなぁっていう風に思われてる事はぁ、事実だと思うんですよ。」

石破幹事長「・・・ですから、
(靖国参拝を)しなければその問題が消えるかっていえば、そんな事はない。
今回総理が参拝をした事によって、そういう議論がまた起こるでしょう。
全ての少なくても、こう、、少なくともというか多くの国民は、先の大戦も含めて、国家の命によって戦地に倒れた人達、そういう人達の御霊に本当に哀悼の誠を捧げたいって、皆思ってますよ。
(デーブ:でも戦没したの兵士だけじゃなくて、一般人もそうそう、一般人もいっぱい犠牲になったんですよ)
いや、民間人もそうですよ。ただね、国家の命によって、、という事ですよね。そういう人達に対して、、もちろん民間人もそうですよ。
広島も長崎も東京も名古屋も大阪も全国そうです。
だけれども国家の命によって戦火に倒れた人達を慰霊したいという気持ちは皆持っている。
そして二度と戦争をしたくないという思いも皆強く思っている。
その事をね、誤解してはいけない。
もう1回
日本が戦争をしようとか、戦争を美化するとか、そういう事言っているのでは全くない。

(デーブ:今まで行ってないんですよね、小泉さん以来は。行ってない事はどうどう思います?)
それはその時の総理の判断です。」
末延氏「ただ石破さん、これを機会にこの問題をですね、与党としてどういう風に議論を進めていくおつもりなんですか?」
石破幹事長「それはね、先程申し上げたように、それぞれの個人の歴史観であり宗教観であり、あるいは皇室観まで遡ってというかな、それに根源を発するものであって、、そういう議論を一切しないという事は、それは決して将来の為に良い事でもありませんよ。
もう一度あの戦争とは何であったのかと。そして我々はいかなる責任を果たすべきか、どうする事が将来ああいう戦争を起こさない事に繋がるかって議論、今しないと、本当に若い議員さん達はね、そういうような戦争の歴史っていうものをどれだけ学んでおられるか、学んでいる人もいっぱいいますよ、、」
デーブ「いやそれ石破さんの理想として、とっても良いんですけど、安倍さんはそのつもりで行った訳じゃないでしょ? 参拝は。やっぱり支持者、、行ってほしいっていうのどこかにあって、本人がそういう思想家だから、、」

石破氏「いや、私は安倍さんはそうではないとは思わない、、」
デーブ「行かなくてもそういう議論はできる。」
末延氏「それはデーブの考えでしょ」
石破氏「だから行かなきゃ良いのか!?という話ですよ。そこは安倍さんとしてはきちんと行ってきちんとそういう議論を拒絶するような、、そんな自民党じゃないですよ。」

末延氏「いや私もねぇ、若い学生を教えてるから驚くんですが、保守とリベラル、二つの??が戦後あります。で戦後の問題に決着つけずにきて、今日本人はそういう事話すのもね、なかなかおっかなびっくりみたいなとこがあったんです。
だから幹事長が仰るのが正論で、きちんと議論ができるって事が、私は大事だと思うんです。
思うんでが、
外交ですから、中国や韓国は言葉の戦争ですからね、かなり刺激的に言ってきますよ。その事で私はまた揺さぶられる日本っていう社会のね、脆弱さというのもまたこれ逆に心配になるんですよね。」

石破氏「うん、ですからさっきね、中国のコメントに『尖閣の国有化は茶番だー!』とこう言ってますよね、あん時は野田政権だったけれども、あのまま東京都が保有するよりも国有化した方が良いという判断だった訳ですよね。タイミング的にはそりゃ拙かったのかも知れない。
しかし何故国有化するに至ったのかという説明はきちんとすれば理解できないはずがないという事だと思います。」

(アナが割って入り・・中韓との関係をどう修復するか。実は安倍総理が訪問した国は延べ29カ国と積極的な外交をしてきたが、中韓との首脳会談は実現されてない。

実はここにきて日韓首脳会談の水面下で関係改善の動きがあったようだという説明)
大下アナ「関係改善の動きが鈍ってしまうのではないか・・これに関してはどう対応を、、」

石破氏「ですからっ、ですから総理が何故参拝をしたか、どういう思いで参拝をしたかという事をきちんと説明をする、、(直接説明をしたいと昨日も総理は仰っていました。ただっ、韓国側はこれで日韓首脳会談が遠のいたみたいな、そういう声が入ってきてます、それは、、:大下)
こちらがっ、総理が、
日本国を代表する総理が直接話をしたいと言ってですよ、そんなもの聞く耳持たない・・それっておかしくないですか?」
大下アナ「おかしくないですかって、でもそういう、そういう話が、、」

石破氏「ですから、それはきちんと話をすると、わが総理が言ってるわけですよっ!会って話をすべきでしょうよ。(はい) ですけど会って売り言葉に買い言葉で全部ぶち壊れましたという事になったら、そりゃ外交でもないのであって、そこは外交当局なり、我々なりが地道に地道に努力をするという事ですよ。」
末延氏「そのへんは、石破幹事長、この間、日韓の議員連盟の交流ありましたけど、そのあたり与党の議員外交で少し補完していこうというようなお考えはあります?」
(会って話さないと分からない事がたくさんあるので中韓とも議員外交はしていくという話 略)
末延氏「・・・問題はやっぱり日米同盟の、、アメリカとねやっぱり揺るぎなき同盟というところがね、きちっと進んでいくのかどうか、このあたりはどうなんですか?ここが実は一番私は気になってるんですがねぇ。」
石破氏「・・・言葉だけ踊っても仕方がないんですよね。法律をどのように見直すか、装備をどのように見直すか、日米同盟はどのように機能するのかという各論をひとつひとつ詰めていかなければ日米同盟なんか強化されないんです。ですから法律を1つずつ直していく。
集団的自衛権もそうだけれど、尖閣もそうでしょう。日本の領土は日本が守るのは当たり前で、いきなりアメリカが出てくるはずはないんだから (大原則はそうですよね) ね、その法律をきちんと整備する事も大事でしょう。(ひと言、、:デーブ) その事をしていくことが日米同盟の強化なのであってね、それを地道に、然しながらかなり加速的にやっていかなければ日米同盟の強化なんかできないですよ。」

デーブ「ま、だからちょっと一言だけ言わしてもらうと、誰にも文句言われない、国内も国外も、あのー参拝できる方法っていうか、その日がくれば一番嬉しいと思うんですよ。
で、ただ、その前にですね、永田町がやってることが民間の努力、アジアとの努力っていうか今までの成功、全部ぶっ壊してますよ!
みんな上手くいってんですよ、一般レベルでは。そうでしょ?

この前だって、昭恵夫人さんがあの大使館で、韓国大使館でキムチ作る、、
なんか皆仲良くやったんです。ニュースで。(安倍総理夫人が:アナ)
色んな民間の交流、もの凄く上手くいってるのに。
しかもオリンピックも迎えるのに、なーんでこんな事をするのかっていう、やっぱ呆れてる所があるんですよ。」

末延氏「いやだからそれはね、仲良くした方が良いけれども外交とか国益でっ、表面に出せない事含めて、譲れないね、原則ってのがやっぱりあるっていう事をね、国家として成立してるんですから、そこは何でもね、仲良く仲良くっていう風にね、言葉で言うのは簡単ですけどもね。私はそういうもんでもないと思いますがね。
以上
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