【#低空威嚇飛行】韓国が出した5枚の証拠画像解析。伊藤元空将「自衛隊のデータは機密じゃないので出せば良い(笑)」【日曜スクープ】
その真相と強硬姿勢の理由を、元海上自衛隊海将・伊藤俊幸氏が解説していたので記録しました(青字はナレーション)(スタジオトークはやや要約)
アナ「韓国国防省が主張する『低空威嚇飛行』。1月23日午後2時3分に起きたとされ、場所は済州島の南の海域。実は
この場所は日本、韓国、中国の防空識別圏が重なる部分。
この場所は自衛隊の哨戒機はよく飛ぶ場所か?」
伊藤氏「基本的に公海の上なのでどこを飛んでも良い。自由だし全く問題はない。」
大下アナ「でもそういう場所だから、今までも自衛隊と韓国軍が鉢合わせがあった?」伊藤氏「だからしょっちゅう見ている。お互いに。」
大下アナ「今までこういう問題はあまり聞いた事がない。」伊藤氏「なかった。特に
友軍なので、普通は船は帽子を振る。飛行機側は翼を振って挨拶し合う。だから何を言っているのか、私は全く理解できない。全くあり得ない」
アナ「はぁ~今までと180度変わったという事」 大木アナ「そもそもそういう場所でレーダー照射されるのは」
伊藤氏「全くあり得ない。そもそも海軍士官はやっちゃいけない。いま中国でも守ってる。」
アナ「今回そういう異次元の事が起こっている。
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ここに居たのは、韓国の駆逐艦「テジョヨン」。海上自衛隊の哨戒機「P3C」が近づいたと韓国側が主張している。距離は540m、高度は60~70m、飛び方は韓国駆逐艦の周りを円を描くようにぐるっと回った。
この一連の飛行を低空威嚇飛行だと。交信についても約20回無線で呼びかけたが返事がなかった」と。
それを証明するとして、韓国側は当初、『証拠映像を公開する』としていたが、出てきたのは5枚の静止画像。(中略)
韓国の主張の証拠になるのか
専門家に解析してもらった。」
大学や専門機関から依頼が来る、画像解析とレーザー測定の専門家に5枚の画像の解析してもらいました。
手塚直人氏(アイエムソフト)「余計なものを見せたくないというのがあると思いますけど、コチラ、海面などありませんので基準となる物がありません。
まず高さを推定することができないですね。これを出した意図がまず分からないですね。周りに基準となる物がないですから、高さも分りませんし、距離もどれくらいになっているか全く推測はつかないです。
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アナ「と、画像解析の専門家の方が観ても高さも距離も全く推測がつかないという話だった。伊藤さんはこの5枚の画像をどう思ったか?」伊藤氏「もうデタラメです(笑)飛行機の長さが35mなので縦にすると60m。下の海面がない。
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数値は、風と目標方位と距離と緯度経度が書いてある。下の数字が200fになっているが空間がある。本当は2000fだったと思う。だから高度600m。」
アナ「
0を1個意図的に消してる?」 伊藤氏「そうです」
アナ「だとすると相当悪質な改竄という事になる」伊藤氏「漫画だハッキリ言って」 大下アナ「出してくるって怖い」 伊藤氏「あり得ない。だから私も信じられない。どうしちゃったのかなと。」
アナ「この赤外線の画像は?」 伊藤氏「ほとんど意味がないと思う。ズームアップして近かったと言いたかった?昼間に赤外線って意味ない(笑)」アナ「伊藤さんの話を聞くと韓国側の対応はどうなんだろうとホント大きな疑問が湧いてくる。
韓国側はあくまで客観的・科学的根拠と言っているが、川村さんはどう思うか?」
川村氏「2000fだったとすれば、こんなすぐわかる事を何故プロの国防省の人達が出してくるのか、誰の指示で演出されたのか大変気になるし、もう泥沼化させようという変な意図があるのかも知れない」
アナ「低空威嚇飛行の定義だが、伊藤さんはないと。
では自衛隊が厳守している航空法規を確認
国内法では『水上から150m以上の距離を保って飛行することのできる高度』 『地水面から150m(500f)未満の高さになってはいけない』・・・これを自衛隊は守っているという事ですね?」伊藤氏「守っているどころか、これは高さの話だが、実際は高さ150に横(距離)500の円筒で、その中には絶対に入らないと。恐らく西側の海軍はみんな。
これ、韓国海軍も守っている。だから自分のやってる事への否定になる。
アメリカP3C部隊がこれやってて、韓国も西側海軍も皆教育を受けている。」
大下アナ「「じゃあ、軍関係者は韓国軍が言っている事はおかしいなと?」
伊藤氏「何を言ってるんだと。みんな分かってますよ。」アナ「何故韓国が威嚇飛行と判断したのか、根拠は『脅威を受けたものが脅威と感じればそれが脅威』と。これだと何でも脅威にされる(笑)」
伊藤氏「自分に向かってくるのは確かに脅威だが、今回は全部横向いてる。横を向いて飛んでるのを脅威と感じる軍艦って聞いた事がない。
これ元々は旅客機で、旅客機が横向いて飛んでるのを怖いという人達って・・。まして武器は積んでない。」
大下アナ「周りを飛ぶ飛び方としては?」 伊藤氏「問題ない。さっきの円筒(150-500)に入らなければ。
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もっといえば友軍なので挨拶し合う関係性。だから何が起きているのか私は分からない。(ぐるっと回るのには)問題は全くない。韓国のP3Cも防衛艦に同じ事をする。その時には日本は帽子を振る。」
アナ「今の話だと、本当に普通に日常行っている事だと」
伊藤氏「(外相会談でこの話を持ち出した)徴用工の話になりそうだったのを、この話をしたのは
一連の仕掛けだと思う。」
大下アナ「韓国の軍の人はこの話がおかしいと分かるわけですよね?」
伊藤氏「分かっています。
1/7日、日本ではあまり報道されなかったが、韓国海軍参謀総長が部隊に行って激励したという報道で、『国際法を守りなさい』と指導したと。私はアレは(公式な海軍発表ではないが)ムン大統領の目を盗んで報道させた海自へのメッセージだと思う。でないと韓国海軍は何も仕事できない」
武藤氏「昔は分かってるんだけと困ってるんだよと言う人がいたが、ムンジェイン政権になってからいなくなっちゃった。(中略)事実を事実として認めないところから出発して、あるところまでくると物凄い感情的になる。」アナ「自衛隊統合幕僚長が反論した。交信記録が残っててあるのかないのかわかる?」
伊藤氏「わかります。全てある。ログも。そういう任務の人がいる。」 アナ「飛行高度なども残る?」
伊藤氏「取ってる。地上と連動してて常にモニターできる。」
アナ「日本の反論に対し、それなら日本側がそれに相応する資料を出すべきと」
伊藤氏「
これ機密でも何でもないので出せばいい。これは出せます。出したらどうするんですかね。また恥をかく(笑)」
アナ「ですよねー」 伊藤氏「っていうかもうやる気ないんですよ」
川村氏「駆逐艦の司令官とかが本当はどういう思いでいるのか、その時海域で何が起こっていたのかも含めて、お互いがもう少し徹底的に話し合う場を設けるべきだったと思う。
それが外相会談の場で、彼女が言わざるを得ない状況を作り出しているギクシャク感がある。」
アナ「ギクシャク感がいくとこまでいっちゃってるのは感じる」(以下 略)
友軍だから(帽子と翼で)挨拶し合うのが普通なのに、
いきなり「低空威嚇飛行」と言っちゃうところが、今の韓国の異常状態を表してますね。
で、この件を、ハリー・ハリス在韓米国大使(日米ハーフ・横須賀生まれ・元アメリカ太平洋軍司令官)と「意見交換」したようです
【米韓】韓国国防相、在韓米大使と「威嚇飛行」意見交換~ネットの反応「で、また切りつける、と」「なおこのハリス米国大使は元哨戒機乗りのスペシャリストwwww」「数日後の予想⇒『日系人は信用出来ない』」2019.01.29
伊藤氏の言うように、ハリス氏は「何が脅威だ? ? 」と思った事でしょう。
今日の韓国KBSニュースでもやってたけど、「低空威嚇飛行」の件を提起したと言っていて、「レーダー照射」の件には全く触れていませんでした
韓国に都合いい事だけ言いつけたって事でしょうね。
そして、韓国はこれを4月に行われる「西太平洋海軍シンポジウム」で問題提起するつもりのようです(呆)
日本哨戒機による威嚇飛行 問題提起の可能性=韓国国防部2019/01/27
【ソウル聯合ニュース】日本の海上自衛隊の哨戒機が韓国の艦艇に低高度の威嚇飛行をした問題で、韓国国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は28日の定例会見で、韓日などが採択した海上衝突回避規範(CUES)に基づく問題提起について「議論が行われるだろう」と述べた。
CUESは2014年の西太平洋海軍シンポジウムで採択された。同シンポジウムは、西太平洋地域の海軍の安保協力を目的に1988年から隔年で開催されている。今年は課長級の実務会議が開かれる予定・・
日本憎しで、結局自爆するんでしょうか?(苦笑)
プロの集まる国際舞台で恥をさらせばいい。
この記事を書いてて思ったんだけど、シンガポールの外相会談でいきなり「低空威嚇飛行」を言い出したのを考えると・・
むしろ国際会議(4月の西太平洋海軍シンポジウム)で日本を非難する為に仕組んだのかも いつの時点で考えたのかは分からないけど。
嘘ついても、そのくらいはやる国。
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韓国人のケンカの仕方
韓国人のケンカには3つの特徴がある。
まず威張った態度で強い言葉や大きな声を出して相手を委縮させようとする。
2つ目は、周囲に訴え味方を増やして有利になろうとする。
3つ目は、争点をずらし別の争点を持ち出して撤回しようとする。・・
韓国側の「対応策」は、どうやら「目には目を歯には歯を作戦」らしい
«【論点ずらし】韓国「自衛隊・哨戒機の威嚇飛行」の(決定的証拠!)画像公開&今後の自衛隊への対応策とは(・・;) 【韓国KBS】»2019年1月25日
また、
日本がこの問題を政治問題化しようとしているとみて対応策を講じているという事です。
で、韓国側が主張するその場所「離於島(イオド、中国名・蘇岩礁)」付近は、中韓でずっと揉めてる海域。
このイラストも明らかに印象操作
«【離於島(イオド)付近】自衛隊哨戒機が威嚇飛行?「艦船と並行飛行はミサイル攻撃と酷似、最も攻撃的な姿勢」【韓国KBS】»2019年1月24日
実は、韓国軍って不正・不祥事が蔓延してる組織
«【韓国レーダー照射】防衛省がYouTubeに映像公開・英語版Twitterも開設! &近年の「#韓国軍」不正等トンデモ実態【韓国KBS】»2018年12月29日
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