パックン「『日本人』の定義を広くして。日本は二重国籍を認めて」【外国人記者は見た】。「偽装日本人」深刻リスクとは・・
BS-TBS【外国人記者は見た】(9/16日)、今週のニュース・トップ5の中で
「日本の大坂なおみ選手 テニス全米OP初制覇」のニュース項目に関し、
司会のパックンが、「ハーフの子供を持っている身としては、『日本人』というこの定義を少し広くして。日本は二重国籍を認めて」と主張していたので記録しました
パックンは、「アメリカの国籍を放棄する場合は、全財産の2割を税金として納めないといけない」からと金勘定で言ってたけど、これ、いかにもアメリカ人的な思考だなぁと思いました。
で、その後も「大坂なおみ選手は日本ではなくアメリカ国籍を選択するだろう」と(呆)
そりゃ、二重国籍の人は日本で増え続けているけど・・
諸問題を鑑みて、『国籍選択は重国籍者の大切な義務』というタテマエは、絶対に守るべき二重国籍者推定40万~50万人の「偽装日本人」に深刻リスクあり
パックン「日本国内の大坂なおみブーム、どう感じますか?」
ドイツ人女性「・・色んなメディアとネット見ると、彼女の国籍とかその属性に対する話題が多いように感じるんですけども、
彼女は確かに多様な背景を持っている選手だと思うんですけど、なんかむしろ素晴らしい事なんじゃないかなと思っていて、
今まであった、その『日本』とか『日本人とは』っていうその概念をちょっと広げてくれる存在になるんじゃないかなと思っていて、そうなったら良いなと思っています。」
パックン「そうなんですね、あの、ハーフの子供を持っている身としては、是非この『日本人』というこの定義を少し広くして頂く、、その効果が今回見えて来たなと感じました。ちょっとうれしいですね。」
ティム・ケリー氏「彼女は二十歳になってるんですよね。22歳になったらもうどっちか選ばないとならないんですね(国籍ね) だから日本の選手じゃなくなる可能性もある。」
パックン「可能性もありますね。一応、日本からオリンピックに出たいと言ってるんですけど、皆さん意識してるか分かんないんですけど、アメリカの国籍を放棄する場合は、全財産の2割を税金として納めないといけないという規制がかかりますので、今回4億円勝ち取りました。という事は、今回の賞金だけでもアメリカの国籍を放棄するなら8000万円払う事になります。
是非二重国籍を認めて頂きたい。(ドヤ顔)・・・」
日本の法律上、日米二重国籍の大坂なおみ選手は、22歳までにどちらかの国籍を選ばなければならないのは確かだけど、
「大坂なおみ選手の活躍」に乗じて、自分の子供がハーフだから二重国籍認めろというのはどうなん
で、ニューズウィークの記事を読んで、あ~やっぱアメリカ人の考えだなぁと
パックン(パトリック・ハーラン)パックンのちょっとマジメな話
日本は大坂なおみの二重国籍を認めるべき!2018年09月25日
<日本国籍は本当に魅力的。でも、テニスの大坂なおみ選手は日本ではなくアメリカ国籍を選択するだろう。その理由と、日本にできることを考えてみると......。>残念なお知らせです。大坂なおみ選手は日本代表でオリンピックに出ません。
すみません。少し言い過ぎました。お知らせではなく予想、残念な予想なだけです。
ちょっと変な予想だけど、この読みには自信がある。残念な自信はある。理由は簡単。IOC(国際オリンピック委員会)のルールとして、アスリートは国籍のない国の代表選手になれない。そして、日本のルールとして、外国籍を有するものは日本の国籍を有せない。法律上、アメリカ人の父と日本人の母に生まれ日米二重国籍の大坂選手は、22歳になるまでに1つの国籍を選び、もう1つから離脱しないといけない。来年10月16日の誕生日を迎える前に選択を迫られるのだ。国籍というバースデープレゼントが選べると思えばいいかもしれない。
そこで大坂選手は、残念ながら、アメリカを選んでしまう。
すみません。また言い切っちゃったが、予想です。悲しい予想なだけです。
国際結婚で生まれた一般の人ならば、黙っておけば両方の国籍を持ち続けることが可能だといわれる。原則として禁止でも、取り締まりも、法的な罰則もない。蓮舫さんのように話題に上がらなければ、外国の国籍を放棄することは「努力義務」で終わり、強制されないものだ。実際問題、そんな「隠れ二重国籍保有者」は多いようだ。知り合いのハーフの人でも、僕を信用して、その状態であると教えてくれた人が数人いる。その状態であっても、僕を信用しないで教えてくれない人はもっといるだろう。
でも大坂選手は有名人だし、日本代表候補。全国民が彼女の選択に注目していて、黙ってスルーすることはできなさそう。違法状態はスポンサーも許すまい。ましてや、なおみちゃんは純粋でちゃんとやりたいタイプ。ズルなんかしない!
これもまた勝手なイメージにすぎないけど、きっとそうだ。
じゃ、アメリカ国籍なんか捨てて日本を取ればいいだろう!
そう思う。僕もそうしてくれることを願っている。でも、大坂選手が純粋な性格であっても損得計算をするはずだ。ここで僕らもしてみよう。
まず、日本国籍にするメリットを考えよう。大坂選手の場合は、日本企業から莫大なスポンサー料がもらえるなど特別な利点ももちろんあるが、この文化、社会、歴史、未来においても素晴らしい日本の一員になれる、ということが一番のメリットだ。国籍があれば、日本で仕事もできるし、仕事をしていなくても日本にいられる。投票ができる。大好きな日本にフルで参加できる。日本人でいれば、世界中の人に好かれるし、世界中の子供から忍術ができると思われる。いいことずくめだ。
(日本国籍は本当に魅力的。心からそう思っている。この話題においては冷静沈着に分析しているつもりだが、僕のバイアスは必ず見え隠れするだろう。むしろ隠さずに本音をはっきり言おう。日本の国籍がほしい。忍者になりたいし)。
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パックンの現実的なカネ勘定と、大阪選手の抱いている「夢」。
どっちをとるかは本人の決断で、パックンのその「残念な自信」はアメリカ人思考だと思います。
そもそも大坂なおみ選手は「オリンピック憲章」によりアメリカ代表にはなれないようですよ
大坂なおみ、米国でなく「日本代表」で東京五輪へ 2018/04/12 (日刊スポーツ)
・・大坂は、日米の二重国籍だが、今回の選出で20年東京オリンピックには日本代表として出場する条件がほぼ整った。オリンピック憲章では、1度、1カ国を代表した選手は、3年が経過しないと他国の代表になれないとある。今回の代表選出で、原則、米国代表で東京オリンピックを戦うことはできなくなる。16年リオオリンピック前から、大坂は「日本代表として東京オリンピックでプレーしてメダルを取るのが夢」と話しており、また一歩近づいた。
フェド杯は、日本が勝てば19年にワールドグループ2部に昇格する。14年以来5年ぶりの復帰となる。敗れると、同年は現在と同じアジアオセアニアゾーンに残留する。・・・
パックンの言うように、実は一般人で二重国籍のままにしている人は多い。
国籍選択は実質「努力目標」だし、40~50万人にも上るという説も。
だからと言って、国益を左右する国会議員は別の話
外国がそれを認めないように、日本も認めてはいけない、絶対に!
«【蓮舫二重国籍疑惑】 佐古アナ「政治的な争いの材料にせず、本質的な政策論を」竹内アナ「『バーセリズム』は非常に軽蔑される事」【Nスタ】 »2016年9月 8日
TBS【Nスタ】(9/7)で、
蓮舫の二重国籍問題に関し、佐古忠彦アナが「」 竹内明アナは『バーセリズム』を持ち出し、「非常に軽蔑される事」とコメントしていたので記録しました(VTR部分は要約) (バーシズム)
「政争の具にするな」という話も、聞きなれない『バーセリズム』という造語を持ち出すのも、本質からズレまくっています(呆)
要は、国会議員のクセに、「国籍法」に関しての認識の甘さが問われているんだと思いますよ。
※『国籍選択は重国籍者の大切な義務』 『確かめましょう あなたの国籍』by法務省
竹内アナ「・・二重国籍ではないかと指摘されている問題です。ちょっとコチラご覧ください。これはですね、法務省のパンフレットの表紙なんですけれども、
-日本の国籍法では外国籍を持つ日本国民はは22歳になるまでに何れかの国籍を選択しなければならない-として、二重国籍を認めていないわけなんです。・・・
二重国籍者推定40万~50万人?「偽装日本人」に深刻リスクが
«星浩氏「蓮舫さんの説明を待つべきで政争の材料にする問題ではない」。二重国籍者推定40万~50万人?「偽装日本人」に深刻リスク(・・;) 【NEWS23】 »2016年9月 7日
TBS【NEWS23】(9/6)で、
民進党・蓮舫氏の国籍をめぐる問題で、星氏が「「蓮舫氏の説明をまつべきで政争の材料にする問題ではない」とコメントしていたので記録しました(VTR部分は要約)
国会議員のこういう誤魔化し発言を徹底追求するのがマスコミのお仕事のはずなのに・・
もし、これが自民党議員でも星氏はこんな思いやりコメントしただろうか・・?
(中略)
同僚議員の「国籍という個人の重要な問題についていい加減な説明を繰り返したのは問題」というのは全くその通りで、政争云々の話ではありませんね。
今まで蓮舫氏は二重国籍問題を質問されても、不確かな事を自信たっぷりに説明し、疑惑をもたれた事に関し「悲しい」と言ってましたが、
今回は父親のせいにしたり・・・そもそもこんな重大な件で説明が二転三転しているのがおかしい
で、サヨク側は案の定、「これだけグローバル化しているのに時代遅れ」「差別だ!」と言っているし、
星氏はじめマスコミは、国籍問題は「ヘイト問題」にすり替えられがちだから様子見の構えなんでしょう。
でも、「国籍問題」は、そんな「まっいいじゃん」的な問題ではありません
この↓、ZAKZAK(夕刊フジ)の「 犯罪に悪用される可能性も…「二重国籍」の深刻な実態」の記事を読んで愕然としました
40、50万人との推定もある二重国籍の実態 「偽装日本人」に深刻リスク 2016.09.06
日本国民の要件を定めた「国籍法」が、ないがしろにされている。「二重国籍者」や「偽装日本人」が増えており、国家や社会、組織を静かにむしばみかねないのだ。民進党代表選で蓮舫代表代行(48)の「国籍」問題が注目されているが、二重国籍者は40万~50万人はいるという推定もある。国益をめぐり他国と激しい競争が続くなか、このような状況を放置していいのか。国籍業務や入管業務に精通する、さくら共同法律事務所の山脇康嗣(こうじ)弁護士が激白した。
「日本の国籍法は二重国籍を認めていない。二重国籍になった場合は、一定期間内にどちらかの国籍を選択しなければならない。また、自ら志望して外国籍を取得した場合は、日本国籍を喪失する。にもかかわらず、二重国籍の人々は年々増加の一途をたどっている。国籍法の形骸化は由々しき問題だ」
山脇弁護士はこう言い切った。東京入国管理局長承認入国在留審査関係申請取次行政書士を経て、弁護士登録した。『入管法判例分析』(日本加除出版)などの著書もある、国籍・入管業務のスペシャリストだ。
そもそも、「二重国籍」とは、どのようにして生まれるのか。
出生による国籍取得の考え方には、どこで生まれたかを基準にする「出生地主義」と、誰の子かを基準にする「血統主義」の2通りがある。前者の代表は米国やカナダで、後者の代表は日本やドイツだ。「日本人夫婦に米国内で子供が誕生した場合、その子供には米国籍も与えられる。また、日本人とドイツ人の男女に子供が生まれたら、子供は両国の国籍を持つことになる。さらに、イランやアフガニスタン、サウジアラビアの男性と日本人女性が結婚すると、男性の国籍を自動的に与えられる」
日本の国籍法では、二重国籍になった場合、一定期間内にどちらかの国籍を選ばなければならない。期限までに国籍を選択しない場合は、法相が書面による催告をしてから1カ月以内に日本国籍を選択しなければ「日本国籍を剥奪できる」と規定している。
ところが、この規定が守られていないという。つまり、いつまでも国籍を選択しない者が多いにもかかわらず、法相による催告・国籍剥奪は、一度たりとも行使されたことがない。
山脇弁護士は「二重国籍者は推定で40万~50万人いるとみられる。しかも、年々増加傾向にある。当然だが、出生などにより人が二重国籍となったこと自体は何ら責められるべきものではない。しかし、国家の制度として二重国籍を容認することには問題がある」と語る。
では、二重国籍を認めることの何が問題なのか。
まず、複数のパスポートを持てるため、犯罪や脱税などに悪用することも可能だ。日本と、日本と利害が対立する国で選挙権を持つ二重国籍者の場合、日本の利益ではなく、もう1つの国の利益のために日本で投票をすることが可能になる。本来、選挙権は、日本と運命をともにする者にのみ与えられるべきものだ。「二重国籍者が海外でテロに巻き込まれた場合、日本と、もう1つの国のどちらも『自国民』という扱いになるため、どちらが救出するのかという、外交上の問題になりかねない」
意図的に二重国籍を装う、「偽装日本人」の問題も深刻だ。
山脇弁護士によると、偽装日本人とは、自ら志望して外国籍を取得し、すでに日本国籍を失っているのに、それをあえて届け出ていない“元日本人”のことである。正式な統計はないが、相当数存在すると推測されるという。
「日本人が志望して他国に帰化したり市民権を取得した場合、自動的に日本国籍を喪失する。戸籍法に基づき『喪失届』を提出しなければならないが、意図的に黙っているケースがある。他国の大半は『日本人の誰々が、わが国に帰化した』と日本に報告しないためだ。日本国籍がないのに、あるように見せかけている“偽装日本人”を把握するのは、かなり難しい」
偽装日本人によって、国益が損なわれることも考えられる。
「外国籍を取得した場合、日本名とは別の名前を持つことになる。別の名前で租税回避地に口座を作ってマネーロンダリングを行うことができる。複数のパスポートを持つことで、スパイ活動なども容易になる。考えたくないが、悪意を持って他国に帰化したテロリストが日本でテロを起こす恐れも否定しきれない」
国籍法とは、日本人が日本人であるための要件を規定した、国家の根幹をなす法律だ。そのルールを故意に破るような人間が増えれば、国家や社会、組織に不正・腐敗が広がりかねない。放置されていいわけがない。(ZAKZAK(夕刊フジ))とにかく国会議員がこんな重大な法律違反したんだから、このままで良いわけがないと思います。
で、一番問題なのは、蓮舫の国籍問題は氷山の一角に過ぎないという事
ザクザクの記事にあるように、システム上、大きな問題があるので、
今後こういう事を防ぐ為にどうしたらいいか、国会は早急に議論すべきです。
その前にまず、国籍条項も設けず、国籍にぬるーい民進党が襟を正すべき・・
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«蓮舫氏が旅行雑誌(ジョイフル)のインタビューで語った「日本国籍利用」は、張景子の理論とそっくり 【虎ノ門ニュース・TVタックル】 »2018年5月15日
大事な事なので二重国籍の問題点を抜き出しますが
「複数のパスポートを持てるため、犯罪や脱税などに悪用することも可能。
日本と、日本と利害が対立する国で選挙権を持つ二重国籍者の場合、日本の利益ではなく、もう1つの国の利益のために日本で投票をすることが可能になる。
本来、選挙権は、日本と運命をともにする者にのみ与えられるべきもの」
もしも、仮に、百歩譲って「二重国籍」を容認するなら、
国会議員は適用せず、スパイ防止法を作った上で、厳正な審査をすべきだと思います。
で、大坂なおみ選手の件は、日米どっちの国籍を選んでもそれはもう本人の自由
むしろ、その事で各方面から彼女にバッシングが起こるのを危惧します
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