「加計学園問題について」西田ビジョン特別編。共産党・田村智子氏の国会質問への西田昌司議員反論「総理案件ではなく獣医師会案件」
14日の参院予算委員会で日本共産党・田村智子議員が
「政府が『1校に限る』としたのは、2016年12月で、その2カ月も前に京都産業大学での新設は難しい と伝えていた」・・
つまり、加計学園の強力なライバルの京都府を予め退けようとしたのでは?! という決めつけ質問したのに対し、
名前を出されたまさに当事者の、京都府選出の西田昌司議員が反論していたので、書き起こして記録しました(やや要約)
まずは、その田村議員の質問の内容を、(加計疑惑 田村智子副委員長の質問 - YouTube動画もいいけどあまりにキンキン声なので・・)
「赤旗」で確認しましょう
2018年5月15日
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安倍内閣が獣医学部新設を「1校に限る」と正式決定する2カ月以上も前に、山本幸三地方創生担当相(当時)が京都府に「1校しか認められない」と伝え、断念するよう説得していたことが14日の参院予算委員会で明らかになりました。日本共産党の田村智子副委員長(参院議員)が独自に入手した山本前担当相と京都府の面談記録から判明したもの。(論戦ハイライト)
田村氏が示したのは、2016年10月24日に京都府の山内修一副知事が山本前担当相を訪ね、京産大の獣医学部新設の陳情を行ったときの面談記録。そこには、
山本前担当相が「経過もあり1校しか認められない」「難しい状況なので理解してほしい」と発言したと記されています。
田村氏は、山本前担当相が獣医学部新設を「1校に限る」と最終的に判断したのは同年12月17日で、農林水産相、文部科学相ともに合意したのが同年12月22日であることを確認。文科省と内閣府がそれを共同告示したのは翌年の17年1月4日で、正式な決定の2カ月以上前に「京都府に『1校しか認められない』と伝え、断念するよう説得していたことになる」とただしました。
これに対し、梶山弘志地方創生担当相は面談の事実を認めながら、田村氏が示した山本前担当相の発言については「承知していない」「面談内容を行政文書として作成していない」などと繰り返しました。
田村氏は「(山本前担当相は)公務として大臣室で話している。その面談記録をとっていないなどあり得ない」として記録を提出するよう要求しました。さらに、田村氏は、山本前担当相が京都副知事と面談する前の16年9月7日に、加計学園の加計孝太郎理事長と面談し、「獣医学部を提案しているのでよろしく」とのあいさつを受けていたことを指摘。「こういうのを『加計ありき』という」として、関係者の証人喚問を要求しました。
この共産党議員は、京都府の陳情に対し山本大臣が「断念するよう説得した」とギャーギャーやってたけど、
京都府側に同席した西田氏は、その時点では「1校だけ」とは聞いていないと証言。
「加計学園問題について」西田ビジョン特別編より
今週の西田ビジョン 加計学園問題
今日(5/14月曜日)は衆参の予算委員会があり、昼からの参議院の方では共産党の田村智子議員が私の名前を出して、加計学園問題を質問したと。
要するに、「西田さんが京都府の副知事と京都産業大学を連れて行って、獣医学部の申請について話をしたと。そこで厳しい話を大臣から言われたと。そこで決まったんじゃないか」という様な話をしたようだ。
事実関係だけ言うと、私のブログを見られた2016年10月24日と書いてある。丁度2年前の10月。この写真を見ると、大臣と私。
だから産業大学は行ってなかったと思う。
要するに私は京都府の選出なので、京都府の陳情・要望などはよく受けるわけで、その中で京都産業大学が獣医学部を新設したいと。国家戦略特区というのが出来るのでやりたいと。
新薬をつくっていくという為には動物実験をする。その為には獣医師がいないと、動物実験が出来ない。その創薬・新薬の関係でたくさんの需要が必要になってくるがそこに特化した大学を創りたいという話で、なかなか筋のいい話だと私も思ったので、実は山本大臣の前の
石破大臣の所にも説明しに行った。そこで「4条件あるのでちゃんとやらないとなかなか大変だぞ」というアドバイスも頂き、
内閣改造で今度は山本大臣にも同じく、今度は京都府の副知事さんを連れて行った。
ところがその時に、非常に渋い返事で「なかなか難しいんだよな」と。
理由はその時に言われななかったが厳しいという事だったので、私の方が色々提案した。
元々獣医学部の問題は、加計学園が先行していたのは皆知ってる話なので、例えば定員を100人するとしたら、加計に70人、コッチ(京産)に30人とかできないかとか。
それも含めて山本大臣は「ウーンむずかしいんだな」という感じだった。
そこで我々は難しいんだなと思いながら帰った。そして(2016年)加計学園に決まった。決まった後(2017年)加計学園問題が出てきて、「総理案件」と言われ出したが、
そこで私もモヤモヤした気持ちがあったので、山本大臣に予算委員会の時だったと思うが、
丁度1年くらい前に、「なんで京産は落ちたのか、やはり総理案件だったのか」と聞いたら、
「違うんだよ。これは獣医師会の問題で大変だったんだよ」と。
とにかく獣医師会側は一校も認めない。ゼロだと。でもさすがに獣医師不足は実際問題あるので、何とかしなくちゃならないと。
獣医師会側は絶対にゼロ。やっても1校。2は絶対にできないと。
頑なに獣医師会側が断ってきたという経緯を言われた。
だから総理案件じゃなくて、
獣医師会案件だったのが分かった。
そこで私の方も気持ちが落ち着いたので、総理にも去年の国会が終わった時分に
「アレ獣医師会に忖度をしてやったらしいですね。我々は総理案件かと思ってましたよ」と半分冗談言ったら「そうなんだよ。獣医師会に気を遣ってやったけど、何も感謝ないんだよ」と(笑)総理も困惑されていた。
「それなら今からでも遅くないから、もう一度京産にも道を与えたらどうか」と提案した。
それはそうだなと総理もそれ以降、「全くお友達案件じゃなくて、基準に適合している所はこれから認めていく方向でいいじゃないか」と記者会見等で言われたかと。
京都府・京産にもう一度、計画を出し直したらどうかと提案したが、ところが京産側がノーと。何故かと聞くと・・(<訂正>※動画内で、京都産業大学の学長が代わる、とコメントしておりますが、説明を受けた際には代わると聞いており発言しましたが、実際には学長は代わっておりませんでしたのでお詫び訂正致します。)
もう1つは、実際にやろうとすると、教員集めが大変だと分かってきたと。
そんな、経営的な問題や教員の問題は最初から分かってた筈じゃないのかと、私は初め(応援した立場で困るじゃないかと)批判したが、京産は諦めるという話になった。
「それじゃあ、その事をちゃんと記者発表してください。そうしないと世間ではお友達案件だという方向にマスコミは言ってる。
そうじゃなく、自分達(京産)は加計学園の方に一律の長があったので、京産は諦めました。経営的にも、やる能力もなかった、と話してください」と言って実際に記者発表もしてそういう趣旨で言ってるが、
全くこの事実を取り上げてこなかった、マスコミはほとんど。
ところが(笑)今日になって、共産党の田村さんの国会質問で出てきて、西田さんが京産と副知事連れて大臣室に行ったそうですね!どうだったんですか!とやってるが、アンタ達いい加減にしろなんですね。
隠すつもりはないので事実をしっかり言ってきたし、
ブログにも1校でダメだからなんてもちろん書いてないし、大臣も言ってないが
勝手にそういう話が言われている。田村さんが誰にどういう取材をしたか知らないが、私は(大臣室での話では)当事者だが、
一切そういう話はなかったのは事実。
その事も含めて、要はマスコミの取材の仕方も含めて非常に思うのは、だから私は初めから言ってるでしょと。
色んな記者にも今言った話(京産と一緒になって陳情してきた話)はほとんど記事にしてくれずに
共産党の発言は載せてるというのは一体どういう事なんでしょうね。ちょっとマスコミの見識を疑っている。しかし大事な事は、良かったなと思う事は、この週刊西田を作ったのはまさにその意味で
つまり
マスコミ側は、真実がどうかよりも自分達が書きたい記事を書くので仕方がない。それがマスコミだから。
しかしその結果、真実が国民に伝わらない事があるから、私は自分の出版社を作ろうと。
しかし出版はお金がかかるので、 YouTubeで上げる事でお金もかからずに随時自分の意見を発信できると、毎週やってる。事実は今言った事であり、真実は小説より奇なりというか、皆が勝手な解釈しているが
事実、この問題は総理じゃなくて、
獣医師会の問題で、山本大臣が苦慮されてきたという事です。
是非みなさんにこの事を広めて頂きたいと思います。ありがとうございました。以上
共産党の田村議員に勝手に引用された、西田議員のブログ記事です
地方創生担当大臣 テーマ: ブログ 2016-10-24 18:38.58
東京事務所のたぬ吉です。
本日、西田さんと京都府副知事さんと共に、京都産業大学獣医学部設置構想に向けて、山本幸三国家戦略特区担当大臣に要望に行ってきました。
国の方針で、医師他、新設は当面不可能であることから、京都府では将来を見据えてiPS細胞や創薬等の先端技術開発を支える獣医師を育成し、製薬業界、研究機関で活躍することを目的とし、健康・医療分野における国際的イノベーション拠点の育成を目指すためにも国家戦略特区に新しく設置について提案してきました。
西田さんの言うように、野党もマスコミも真実を報道せず、思い込みや事実誤認で記事を書き、拡散しています。
特に赤旗はいつも決めつけ調の文章で、ガセも多い。例えば最近も・・
«【森友土地】 「安倍事案」もしくは「安倍案件」、民進党議員の質問のお陰でフェイクニュース確定! 【国会中継】»2018年3月26日
で、「こんな人達」界隈では、もうこの件で踊りまくってました
その笛を吹いたのは赤旗・共産党。で、拡散は「立憲民主クン」他
本日の新聞用語「安倍事案」もしくは「安倍案件」/「今年度の流行語大賞、確定!」との声も
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近畿財務局内では「安倍事案」が常識~『赤旗』がスクープ
NET-IB NEWS-2018/03/21
とにかく!
西田さんのブログの写真を引用する質問なら、予め本人や京産や副知事に取材するべきでしょうに(;一一)
加戸さんもずーっと訴えてるけど、加計問題は「獣医師会案件」なんだって!
«【加計】そもそも愛媛今治への獣医学部誘致の急先鋒は、民進党・高井崇志議員。その岩盤規制・獣医学会の政界工作とは。»2018年4月16日
モリカケが1年間同じところをグルグル回ってるので、ちょっと整理してみます。
まずは「加計問題」。
メディアは「愛媛文書ガー」とかチマチマやってるけど、
本当の問題は、52年間守られてきた「岩盤規制」
ではまず、モリカケが騒がれる約1年前、2016年4月の衆院地方創生特別委員会での
高井たかし 議員(岡山)の質問が非常に素晴らしい☆
(中略)
岩盤がいかに強固だったかと、獣医学会の妨害については、
加戸さんの解説が時系列で非常ーに分かりやすいです☆
«【櫻LIVE】 加戸守行氏「今治市が手を上げた途端『石破4条件』。頑強なハードル作ったのは北村直人氏」【言論テレビ】 »2017年7月29日
・・櫻井氏「なるほど、そうすると今、前川さんとか野党の皆さん方は『加計学園ありき』と。多くのマスコミもそう報道しているが、一番最初国家戦略特区で取り上げられたのは (新潟市です) 農業食料特区大学というアレ?
加戸氏「はい、新潟が獣医学部を創りたいという話になって検討が始まって、民間の有識者がかつてのヤマト運輸の宅急便のように(小倉さんが) 切り開いていく、獣医学部っていうのはそれ位頑固な規制だという事ではじめて文科省・農水省でやってて、
その間にどうもアッチの方がやってくれそうだというので、国家戦略特区(構造改革特区?)は15戦全敗だったので、今治市が国家戦略特区の方に名乗りをあげた。 だからある意味では獣医学部の構想は国家戦略特区に持って行ったのは2番目だが、、」
櫻井氏「そうすると、構造改革特区の方で15回申請してダメだったから、安倍内閣の下で国家戦略特区という新しい仕組みが出来たからそっちに今治は移ったという事?」
加戸氏「そうですね、ただ国家戦略特区の内5回は安倍内閣でやられてるんですよ(あっ安倍さん5回もハネたんですか?) そうですそうです。
で国家戦略特区があるよなぁってそっちに乗り換えたわけだが、既に新潟市の構想が出た後に。だから国家戦略特区に持って行ったのは2番目。 その後また京都府が続いた。 だから有識者の方は獣医学部は自由に創らそうという事で作業を始めたけど、色んなガタガタガタガタ、、で最後は獣医師会が強烈な反対をして、、
だから北村さんというのは実力者でいらっしゃいまして、私が文科省に持って行ったら、すぐもう大学の入学定員を増やしてはいかんという決議がでるわ
4回目に麻生内閣で構造改革特区の申請をしたらすぐ東京から日大の総長と一緒に飛んで来られるわ、まぁあらゆる事で
北村氏が全ての主役演じておられるのかなって感じましたけど」
櫻井氏「なるほど、北村さんをはじめとする日本獣医師会の方達がいつも壁となって立ち塞がった?」 ・・
獣医学会の北村氏の政界工作
・・
「1校に絞った」獣医師会の工作とは
«【加計学園】足立康史氏「1校に絞ってくれと言ったのは獣医師会」 福島瑞穂氏「違う!間違った事を言っちゃダメですよぉ!」(・・;)【よるバズ!】»2017年6月25日
・・
で、重要な「1校に絞る」の話ですが、公益社団法人・ 日本獣医師会の会長が自慢してますよ、「奔走して1校にさせた!」と
会長短信「春夏秋冬(42)」
「獣医学部新設の検証なき矛盾だらけの決定に怒り」(中略) 昨年11月の「春夏秋冬(40)」でお伝えしましたが、11月9日、国家戦略特区諮問会議が開催され、「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を、直ちに行う。」ことが決定されました。
そして、11月18日から12月17日までの1カ月間、国家戦略特区による内閣総理大臣の認定を受けた獣医学部の設置について、獣医学部の新設・定員増を認めないとする大学設置認可基準の適用外とするための文部科学省告示改正についてのパブリックコメント募集が行われました。
この意見募集に対しては、皆様方から多数の怒りのコメントを提出いただき、総数976件の意見のうち83%が反対意見という結果でした。
この間、私や日本獣医師政治連盟の
北村委員長を始めとした本会の役職員は、できれば獣医学部新設決定の撤回、これが不可能な場合でも せめて1校のみとするよう、山本幸三地方創生担当大臣、松野博一文部科学大臣、山本有二農林水産大臣、麻生太郎自民党獣医師問題議員連盟会長、森英介同議員連盟幹事長など多くの国会議員の先生方に、本会の考え方にご理解をいただくよう奔走いたしました。 このような皆様方からの多数の反対意見、大臣及び国会議員の先生方への粘り強い要請活動が実り、関係大臣等のご理解を得て、何とか「1校に限り」と修正された改正告示が、本年1月4日付けで官報に公布・施行されました。・・・
最後に、野党・メディアがスルーした京都産業大学の会見を!
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