【カジノ解禁法案・深夜の攻防】 蓮舫の涙。参議院腰砕け対応に、民進党議員「(蓮舫)代表の顔を潰す目的も。積年の恨みがあったようだ」 【NEWS23】
TBS 【NEWS23】 (12/14)で、
「カジノ解禁法案・深夜の攻防・“ひとり牛歩”も…内閣不信任案で野党徹底抗戦・・・“腰砕け”民進党・蓮舫代表は涙」
として報じていたのでVTR部分のみ記録しました(青字はナレーション)
実は、TBSのニュースサイトの動画では、民進党議員の大事な発言がカットされています。
民進党がちぐはぐ対応した原因のような気がするんですが・・(カット部分はピンク字!)
蓮舫代表「立法府の品格をかけて、今日は是非皆さんと一緒になって廃案への道筋をつけていきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。」
廃案を目指す民進党などの野党。
今日、内閣不信任案や衆議院議長不信任案などを連発し徹底抗戦の構えを示しました。
今日中の採決を妨げ会期を終わらせれば、カジノ解禁法案は廃案になるというわけです。
吉川沙織参議院議員
持ち時間をオーバーし民意性の重要性について話し続ける民進党の議員も。
午後1時過ぎに始まった参議院の本会議、ようやくカジノ解禁法案の採決が始まったのは午後7時前の事でした。
与党公明党の山口代表は・・反対票にどよめく議場。
さらに、・・・山本太郎議員。
山本太郎議員「(投票漏れはありませんか?) ありまーす!ありまーす! 」
1人牛歩戦術です。
山本太郎議員「おかしいだろって!国民の為の政治をやれよっ!」
結局、賛成160、反対80の大差でカジノ解禁法案は可決されました。
蓮舫代表「今日の悔しさ、あの与党議員の笑顔を絶対忘れないっ」
蓮舫代表の目には悔し涙が浮かんでいました。
この結果を受け、修正されたカジノ解禁法案は再び衆議院に送られ午後10時頃、本会議が始まりました。徹底抗戦を続ける野党。
しかし
民進党の対応にはちぐはぐさも目立ちます。
委員長「賛成の方の挙手を願います」
昨日の参議院。自民党が法案を修正するとしたことを受け、民進党は委員会での採決にあっさりと応じたのです。
共に廃案を目指していた共産党の議員は、
民進党・榛葉参院国対委員長は採決に応じた理由について、
榛葉参院国対委員長「参議院の矜持としてこの法案を修正を加えて衆議院に送り返すと、衆議院でもう一度一から審議をやり直せと、、」しかし、民進党の蓮舫代表らは委員会での抵抗を続けるつもりでした。
委員会採決を省略して本会議採決に持ち込むという、異例の手法を自民党に強いて、強引さを印象付ける狙いだったのです。
民進党内部からはこんな声も・・
民進党議員「結局、蓮舫代表が足元の参議院を全くグリップしてないということでしょう。榛葉国対委員長の罪は重いよ。
代表の顔を潰す目的もあったんでしょう。
積年の恨みがあったみたいだから。
今夜、自民党は、民進党の引き延ばし戦術を受けて、国会の会期を3日間再延長することを申し入れ、先ほど再延長が決まりました。
この時点で、まだ民進党議員の内閣不信任案の演説中でした。
その後反対多数で否決され、「IR法案」は未明に採決され賛成多数で可決しました。
(雨宮氏「廃案に追い込むといってたのにどうしちゃったのか?」 星氏「蓮舫さんはもう少しグリップを効かせてもらいたい。この法案は問題が多すぎなので熟議を見せてもらいたかった」とスタジオコメント)
で、このピンク字の部分「代表の顔を潰す目的もあったんでしょう。積年の恨みがあったみたいだから。」という部分が、
NEWS23ダイジェスト News i - TBSの動画ニュースサイトでは消されていたわけです。
民進党から苦情・圧力でもあったのでしょうか? ここ一番重要だと思うんですけど。
だって、この発言があるだけで、蓮舫氏の涙は、本当は内部の裏切りへの悔しさかな?とも思えるし。
あと、蓮舫の指導力の無さについては各紙批判しています。結果的に共産党まで怒らせてるし
2016.12.
【IR法成立】
民進、国会対応で「恥の上塗り」 日露首脳会談前の安倍晋三首相を縛り付け…成立したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法をめぐり、民進党は15日未明までちぐはぐな対応を演じた。参院で与党と法案修正に合意しながら、14日は一転し、徹底的な審議の遅延戦術で抵抗した。ガバナンス(統治)が欠如した国会戦術に、党内外から激しい批判が相次いだ。結果的には15日の日露首脳会談直前まで安倍晋三首相を国会に縛り付けることになっただけに、民進党は国内外で「恥を上塗り」したともいえる。(水内茂幸、豊田真由美)
「立法府の品格をかけ、今日は衆参一緒になって廃案への道筋をつけたい」
民進党の蓮舫代表は14日朝の党参院議員総会で、IR法案を廃案に追い込むため、あらゆる手段を尽くすことを強調した。しかし、参院では与野党が円満な形で修正案を委員会採決しているだけに、出席者は「古典的な時間浪費戦術に転換しても意味がない。日露も控えるのだから品格がないのは蓮舫氏だ」と憤った。
民進、共産、自由、社民の野党4党の14日の幹事長・書記局長会談では、民進党が根回しなしにIR法案の修正協議をしたことへの批判が噴出した。共産党の小池晃書記局長は「蓮舫氏は『廃案に追い込む』と言っていたのに突然、修正案が提出された。理解できず遺憾だ」と反発した。
そもそもちぐはぐな対応となったのは、執行部が身内の党参院国対幹部の動きを掌握していなかったからだ。
党参院幹部が13日、蓮舫氏と野田佳彦幹事長に法案修正を伝えた際、野田氏が思わず「そんなの想定していなかった」とこぼしたという。
蓮舫氏らは慌てて、内閣不信任決議案や委員長不信任決議案を衆院に複数提出する方針を決めた。しかし与党が14日までの国会会期を再延長すれば、遅延戦術をとってもIR法成立を阻止する手立てはない。
そればかりか、衆院本会議が15日未明までずれ込めば、ロシアのプーチン大統領との会談準備が必要な首相を無意味に国会に縛り付け、ロシアにも恥をさらすことになる。
民進党の山井和則、共産党の穀田恵二両国対委員長が14日夕に国会対応を打ち合わせたときには、不信任案の提出本数をめぐりこんなやりとりも聞かれた。
山井氏「とにかくこちらは4本出して、やれるところまで…」
穀田氏「与党が『会期延長』と言い出した瞬間に(成立が)決まったも同然やんか。時間闘争だが、(衆院本会議を)10時間やるのがいいのか…という話になる」
参院で与党と手を握りながら、修正IR法案が戻ってきた衆院では
首相の外交日程を“人質”に取るような民進党。日本維新の会の遠藤敬国対委員長は14日の党会合で、吐き捨てた。
「税金の無駄遣い。『ブラックボックス国会』といわれても仕方ない」
蓮舫氏は、「あの与党議員の笑顔を絶対忘れないっ」と泣いていたけど、
結局こういう戦い方しかできず、自らの統治能力の限界を思い知った・・
私には、その悔し涙のような気がしてなりません。
追加記事(12/16)
「蓮舫氏、衆院なら小選挙区出馬を」 民主・榛葉氏|静岡新聞アットエス2016/10/25
国民の信頼なくした民進 2016年12月15日
・・・政界では「榛葉がカジノ推進派だから」と・・・
《「『カジノ法案』迫る会期末・・攻防大詰め」【ANNニュース】 &そもそも民主党は推進していた!蓮舫が民主党・行革担当大臣時、『民間事業者によるカジノ解禁項目』が含まれていた。 》2016年12月12日
・・実は、元々「カジノ法案」を力強く合法化に向けて進めていたのは民主党で、なかでも注目なのは、その担当大臣は蓮舫だった・・・
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