「“池上コラム”朝日新聞が一転・掲載」のニュースへの毎日新聞・岸井と朝日新聞・星浩のコメント 【サンデーモーニング・報道ステーションSUNDAY】
関口宏氏「9月4日の木曜日から続けます。
ジャーナリストの池上彰さん。朝日新聞に連載しているコラムで朝日新聞の従軍慰安婦をめぐる報道の検証記事を取り上げようとしたところ、一旦掲載を断られていた事とがこの日分りました。
しかし朝日新聞側はこの日、一転コラムを掲載。池上さんと読者に謝罪しました。
朝日新聞が先月の検証記事で韓国・済州島で無理やり女性を連れ去る慰安婦狩りに関わったなどと話した吉田清治さんの証言を(1982年から少なくとも)16回取り上げたと明らかにした上で、追加取材の結果、裏付けが得られず虚偽だと判断、記事を取り消すとしました。
池上さんはこの検証記事についてコラムで過ちを訂正するなら謝罪もするべきと指摘。しかし原稿を受け取った朝日新聞社は掲載できないと通告。池上さんは連載を打ち切ってほしいと申し入れるなどして波紋が広がり、結果的には掲載に至った。
とこういう事かな、岸井さん。」
岸井成格氏「そうですねぇ、社内事情良く分かりませんけどね、だけど結論から言うとぉ、池上さんの主張の方が正しいですよね。
何で見送っちゃったかってのはちょっと私には分かんないとこあります。だからその朝日の判断は私は間違いだと思いますね。
池上さんが言うとおり、やっぱりこの問題を何でこんなに時間かけてっ、そして検証にそんなに時間掛かってああいう結果になってね、尚、謝罪もしてないのかなってやっぱり誰でも不満に思うんじゃないでしょうかね~。」(毎日新聞特別編集委員[1]。21世紀臨調運営委員。早稲田大学政治経済学部客員教授。日本ニュース時事能力検定協会理事長)
関口氏「うん、まっ、時々どうもおかしいんじゃないかっていう噂はありましたよねっ、何回もね。これ秀征さんはどういう風に??」
田中秀征氏「はい、あの池上さんのコラム、じっくり読んでみましたけども、全く同感で、とにかくその、記者会見やってきちんと謝罪するっていう事をしなければ何事も始まらないんですね。朝日は。(そうですか~:関口) そうしてもらいたいです。」
岸井氏「恐らくね、朝日として、、私、同じ同業で考えると、考え過ぎかも知れませんけどね、あのー、慰安婦問題はとにかく、あの証言は間違いだったと。もう非常ーーに重要な証言だったんだけど間違いだった。だから取り消しますと、、だけど従軍慰安婦問題のキャンペーンをずっとやった事は、自分達は朝日は正しいんだと思ってるんだと思うんですよ。
だからそこに拘りがあるんで、なかなかそこ、こう区分けが難しいんじゃないでしょうかね。社内も色んな意見があったと思うんですよ、賛否。」
以上
「ボクも池上さんと一緒!(キリッ)」と言われても・・ここまで朝日新聞の誤報問題にほおかぶりしてきたクセに、全く白々しい!(;一一)
もしそれを言うのなら・・・TBSは【報道特集】で吉田清治の証言を元に、日本政府を糾弾した件を検証し、国民に謝罪してからにして!
《1991年TBS【報道特集】の吉田清治の「慰安婦狩り」証言と、秦郁彦氏の慰安婦問題検証 【知りたがり】》より
昭和18年の事である。こうした戦地での慰安婦不足を背景に、この頃朝鮮半島では、慰安婦狩りとも言える若い娘たちの強制連行が始まった。
吉田清治。慰安婦狩り実行部隊の責任者であった。
元山口県労務報国会・動員部長 吉田誠治(78)
「ボクは1000人ばかりの女性を連行した。家の中から引っ張り出して道路に座らして、慰安婦として使えそうな女を警察のトラックに部下たちが、棍棒で殴りつけて放り込んで連れてったわけ。
赤ん坊抱いてる女は、赤ん坊を取り上げて傍の他の女に渡し、そして連行すると、、」「女の徴用で一番気をつけなきゃならんのは自殺。もう朝鮮を出る時から、とにかく自殺防止だけしか考えていない。
逃げることより、、あのー、あんまり逃げない。自殺するから。????連絡船に乗せるときにも、どうして自殺せんように上手く船に乗せるか、そんな事ばっかり部下たちは気をつけて、慣れてたから。よく自殺されたよ、うん。海に飛び込んでしまうもんね。」
「何万人の植民地女性を、国家最高の大本営がこれを実施したと。これを私は証言する。」
日本軍から強制的に戦地に連行された朝鮮人女性は3万人近いといわれ、
しかし現在もなお、彼女たちの消息はほとんど分かっていない。
アナ「えー、戦争から50年近く経って今ようやく加害者の側の重い口がこう開きつつあるわけですけども、
その一方で植民地支配、あるいは加害者としての戦争という事がまだもうひとつ分かっていない人達もいるという現実が浮き彫りになったのではないかという風に思いますが、
村上さん、こうして見ますとね、国としてのこの政府の責任ですね、それはもう言い逃れができないのではないかという風にボクは感じるんですが、日本政府の対応というのをちょっと整理して頂けますか?」
村上雅通ディレクター「はい、ええ、あのー従軍慰安婦問題はですねぇ、国会で取り上げられるようになりましたのは去年の6月の事でした。
以来、政府の答弁をまとめていますので、このフリップをご覧頂きたいと思うんですけれども、えー、去年の6月の6日のことなんですけれども、この時は朝鮮人慰安婦は民間業者が連れて行ったというように答弁しております。
えー、続いて、今年の4月1日なんですけれども、まぁ当時動員業務を担当していた官庁、つまり厚生省勤労局と国民勤労動員所は全く関与していなかったと。それから今年の8月27日、まっ、調査したが資料は残っていないというような答弁になっております。」アナ「要するにまぁ責任がないと。政府としての責任はないという事を言い続けてるんですよね?」
村上D「そうですね。えーところが今月の10日にですね、韓国政府が真相を究明を要求をして以来、まっ日本政府も態度が少し変わってきました。
えー、まっその、韓国の要求から2日後の国会をご覧ください。」清水澄子議員(社会党)参議院予算委員会12/12
「本当にあの、政府が、人間としての良心を持ってこの問題に誠意を持って当たるならばですね、やっぱり自らの手で事実を解明すべきだと思いますが、、」加藤官房長官「どういう形でどういう組織がどう関与していたかということを今あのー、政府のそれぞれの機関を通じて、あのー、一生懸命調査していく体制を今とりつつございます。
今日も会議を致しました。」
アナ「まぁ事実の調査に関して、その重い腰が少し動くか・・という感じではあるわけですね?」
村上D「そうですね、あの政府は資料がないといっておりますけれど、まぁこれは事実だと思います。まぁ実際私も取材しましたけども、まぁ旧日本軍とかですねぇ、強制連行の担当者、まぁ当時の終戦後、その資料をすべて燃やしてしまったという証言しておりますので。
えー、ところがまぁ頼りはまぁ当時を知る証言者だけなんですけども、まぁ証言者をご覧になってもですねぇ、先ほど番組ご覧になって頂いてもまぁ高齢化が進んでいます。まぁぜひ早い調査をお願いしたいと思います。」
アナ「まぁ裁判に訴えた方々はお金の問題だけではなくて、まぁとにかく事実をまず確認するということ。そしてその事実に基づいて補償するということを求めているんだと思いますけれども、
私達が信頼を回復するための時間というのは、もうそう残されていないという事だと思います。」
以上
この放送、どう責任とるんですか!?
TBSは最低限、この検証番組を作るべきだと思いますよ。
次にテレビ朝日【報道STATION SUNDAY 】の 注目ニュースランキング 1位の「(池上彰の新聞ななめ読み) 慰安婦報道検証」への星氏のコメント
アナ「・・・星さんは個人的には今回の件、どのように考えますか?」
星浩氏「そうですねぇ、ちょっと身内の話でねぇ、こういう事恐縮なんですけど、私は率直に言ってあのー、今度の掲載を見送るっていう判断はね、間違いだったと思いますね。
まぁあの新聞っていうのはね、その異論、反対論とか賛成論、色んな意見を載せるっていうのが新聞の役割。特にあのオピニオンの欄はですね、色んな意見を載せるのが役割で、あの朝日新聞の方針とか姿勢に反対でもその意見は載せて、でそれにまた朝日新聞が異論があるんだったらそれを掲載してですね、それでそのディベートをすれば良いんですから、
で、ちょっとその朝日新聞の方針と違うからっていって、掲載を見送るっていうのはもう間違いだと思いますね。
ただあの、現場の記者達がですね、いろいろと声を上げてそれはおかしいだろって話になって、結局は載せる事になって、一週間経ってから載せる事になったから、まぁわずかでもそのー、救いになったかなと私は思っておるんですけどね。」
以上
「救い」ですか・・・なんかジャーナリスト青木も同じ様に「非常に救われる様な思い」って言ってたけど、なんだかなぁ
《朝日新聞「池上彰コラムを掲載拒否から一転ドタバタの件」へのコメンテーターのコメント 【とくダネ!・朝チャン・ミヤネ屋】》
どのマスコミも、"朝日記者のツイッター"を話題にして無理やり「救い」にしようとしている気がする・・
最後に、朝日新聞の星さんはじめ、マスコミの皆様には2年前の安倍さんの自民党総裁時代の言葉を送ります
《朝日新聞、吉田清治の強制連行証言を虚偽と判断取り消しも謝罪なし。そもそも吉田清治とは・・》より
・・・ちなみに、記事にある安倍さんと朝日新聞の星氏のやりとりはこんなカンジ
《朝日新聞・星VS安倍総裁「靖国参拝」と「(従軍)慰安婦問題・河野談話見直しスケジュール」 【NHK党首討論会】》より一部抜粋
・・・で、河野談話についてはですね、これは閣議決定されたものではありません。
安倍政権において『それを証明する事実はなかった』という事は閣議決定しています。
そもそも、まぁ朝日新聞の星さんの(笑)朝日新聞の誤報による、、吉田清治という、まぁ詐欺師のような男が作った本がまるで事実かのように、これは日本中に伝わっていった事でこの問題がどんどん大きくなっていきました。
その中で、果たして人を人攫いのように連れてきた事実があったかどうかという事については、それは証明されていない。という事を閣議決定しています。
ただそのことが内外にしっかりと伝わっていないという事をどう対応していくか。ただこれも対応の仕方によっては真実如何とは別に、残念ながら外交問題になってしまうんですよ。
ですから新聞社の皆さんにもそこは慎重になってもらいたいと思いますよ。
そこで我々はどうこれを知らしめていくかという事については、有識者の皆様の知恵も借りながら考えていくべきだろうと思っています。」
アカヒはじめマスコミは、もっと真剣に責任を感じたほうが良い。
それにしても、アカヒと池上さんのバトルって、売り上げ数ピンチの朝日新聞としては良い宣伝になってますよね?
ちょっと穿った見方かも知れないけど・・ひょっとしてマッチポンプ?
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